- 大澤 眞知子
- Super World Club 代表
- カナダ留学・クリティカルシンキング専門家
カナダ高校留学には否定的なニュースが続きます。
今朝のCBCニュースその1:
Comox Valleyにある学校の教頭が首になりました。
Grade3~11の男子生徒全員に「パンツはいてるかどうか見せろ!」とスボンを下ろすよう強要したことで。
その日、学校のトイレで汚れたパンツがみつかったことにより、頭に来た女性教頭が強要したものです。
弱い立場の子どもたちに威張り散らしている教頭の普段の様子が目に浮かぶようです。
しかし、それより問題なのは、「性的虐待」に対する常識がどんどん崩壊しているカナダ学校社会環境を感じますね。
教頭が率先してこれでは、生徒たちも「あ、いいの? それって?」と性的行動を強制することは問題ないと思い始めている現状になるはずです。
今朝のCBCニュースその2:
カナダの中で駄々っ子のような存在のケベック州。
高校留学を考えている日本人の方には「止めておいたら?」と重ねて警告が必要なニュースです。
州知事が「ケベックは特別な文化を持った独特な場所だ!ここに来る移民はテストを受け、民主主義とケベック文化についての認識が十分ある移民のみ居住を許可する!」と発表。
は?
ケベック文化?
ここだけがなぜかフランス語圏。
多民族都市のモントリオールでは2ヶ国語を話す人が普通に存在しますが、その他の地域では英語を話すと問題にもされない時があります。
少し前には、ケベック州公務員は宗教の被り物(ターバンやヒジャブなど)禁止という時代錯誤も甚だしい法律を実施しました。
こんな所に日本の高校生が行くと、相当肩身が狭い思いをすることになりそうですよ。
今回の移民テストに象徴されるように「ケベック文化に染まれ!さもないと来るな!」という多民族自由主義カナダから大きく逸れる場所となっていますから。
なんでまだフランス語がカナダに必要なのかな?
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急激に変わりつつあるカナダの状況です。
留学前には十分下調べをして「こんなはずでは!???」のないようにして下さい。
Watch Out!!
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このコラムの執筆専門家
- 大澤 眞知子
- (カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
- Super World Club 代表
カナダにいらっしゃい!
カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。
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