トレーナーの旅行のすゝめ～自分事の範囲と旅がもたらすもの～

　 おはようございます

昨日から4月がスタートし、ただ今、スタッフ3名と共に、ドイツに来ております

　ドイツには現地時間の4月1日朝5時に到着し、日本時間では4月1日の12時だった訳ですが、到着と同時に、機内アナウンスで新たな元号を知りました

　話がガラッと変わりますが、人が成長する為に重要な事として、以下の３つを挙げている方が多くいらっしゃいますよね

１、人の出逢い

２、旅

３、書籍による学び

　僕も全くその通りだと思いますし、以前も書いた様に、企業の「当たり前」、「普通」という基準を如何に上げるか？といったことが重要だと考えています

　いわゆる、「普通の人」が特別だと考えるものが、その人にとっての「普通」になっていれば、それだけで「その他大勢」から抜け出せる様になってくる訳です

　そして、少し観点は変わりますが、「学習」というものを「脳の可塑性」から考えれば、先ずは「注意」が向けられ、自分にとっての「重要度」や「関連度」が高いという事がポイントな訳ですよね

　僕は、これって、「自分ごと」の範囲をどれだけ拡げられるか？だと昔から考えており、「自分ごと」の範囲が広い人って、成長スピードが承太郎のオラオラばりに早いんですよね

 ちなみに仙台にセミナーに行った時に、JOJOの4部についてか、ブルージャイアントについて暑く語ろうと思ったら、ほとんど読んでいる人がいなくて、深い哀しみで胸が張り裂けそうになりました......

　いつも書いている様に、極端に言えば、ほとんどの人は自分の半径５ｍくらいのことしか「自分ごと」として捉えておらず、それ以外は興味が無かったり、「誰かが何とかしてくれる」思考が強かったりします

　しかし、人と出逢うことで、人との関連性が生まれるし、自分にとって大切な人も増えていきます

  また、旅に出れば、その国や土地に対して興味を持ったり、旅先で人に親切にされたりしたことで、「ドイツの人優しい～♪ドイツLove」みたいな感じで、今までニュースを見ていても、ドイツの情報なんて気にも留めていなかったのに、旅行の後は自然と心にかける様になったり

　また、本を読むことで知識が増えると、今まで面白いと感じていなかったり、興味がなかったものに対して、注意が向いたり、興味を持ち始めたりしますよね

　上記の様に、人という縦軸と土地や国という横軸、知識や時代などの前後軸

それによって生まれる空間の範囲

  これがいわゆる自分事の範囲であり、人との出逢い、旅、書籍による学びは、この範囲を大きくしてくれると思うんですよね

  牛と意思疎通を図る阿部

自分事の範囲を動物にまで拡げています？

　そして、スタッフ教育などを行っていて感じるのは、「人を育てる」ことなんて出来ず

この３つを拡げる機会を提供することが出来るだけで、それによって勝手に育っていくものだと考えています

　研修やセミナーへの参加というのは、知識の軸を大きく伸ばし、人との出逢いもそこには生まれますが、それだけでは伸ばせない軸もありますので、様々な形で機会提供を行い、1人1人の自分事の範囲を広げ、「当たり前」や「普通」の基準を上げていく

　そして、そうした人材が集まれば、「企業の自分事の範囲」も、「企業にとっての普通」も、広く、高くなっていきますよね

そんなことを考えながら、ドイツビールとフランケンワインを楽しむスタッフを傍目に、ドイツの炭酸水を飲んでおりました

つづく

としお

↓

詳細はコチラ：https://pro.form-mailer.jp/fms/7e85eaaa166907