- 渡邊 亜紀子
- Lycka till
- 東京都
- スポーツトレーナー
-
090-3515-7384
対象:スポーツ指導・トレーニング
- 斎藤 利
- (スポーツインストラクター)
- 石本 工
- (健康運動指導士)
自由が丘スウェディッシュマッサージ&セラピューティックストレッチサロン『Lycka till(リュッカティル)』の渡邊亜紀子です。
ワールドカップの快進撃。嬉しいですね。
スポーツが元気をくれるというのは本来の姿ですね。
さて
今回のテーマですが
『肩甲骨、外側に寄ってませんか?』です。
外側に寄る?なんのこっちゃ!?と思われるかもしれませんが、最近多い事例です。
どういうことかといえば、肩甲骨が正しい位置になく離れてきているというというかんじです。
肩甲骨が離れてくると何が問題かといえば
背中が広くみえる です。
女子にとっては大問題ですね!
広い背中って……やっぱりモテ要素にはなりませんね^^;
どうして広い背中になるのかといえば、原因は猫背や巻き肩です。
パソコンやスマホを長時間使用していると、腕が前にきている時間が長くなります。
そうするとどうしても前の筋肉が縮み、後ろの筋肉が伸びている時間が長く、それが姿勢として定着してしまいます。
そして知らず知らずのうちに肩甲骨が離れ、広い背中になってしまいます。
特に前側の筋肉が縮んで固くなってしまうと、なかなか自分自身ではケア出来ず正しい姿勢をとるのが苦痛となってしまいます。
そして肩こりや首こりといった症状を引き起こします。
肩甲骨の可動域についてはテレビや雑誌で多く取り上げられていることから皆さんのケア意識も認知されてきていますが、位置についてはあまり多く語られていません。
確かにいろんな要素が絡み合っている部分ですので、なかなかケアしにくいところではありますが。
すぐに効果はでませんが、簡単で持続性のあるセルフケアとして
『胸式呼吸で肩甲骨寄せ』というのを紹介したいと思います。
やり方は簡単です。
●深呼吸する際に、お腹ではなく胸(肺)で呼吸するのを意識します。
肺にいっぱい貯めるつもりで息を吸います。
その時に同時に肩甲骨を寄せるようにします。息を吐く時はゆっくり元の位置に戻します。
呼吸はゆっくりと。あえて止める必要はないと思います。
ゆっくりとした呼吸にはリラックス効果もありますしね。
デスクワークの合間にでも行ってみてください。
ただしこのケアはあくまで防止策ですので、頑固で痛みを伴うような首こりや肩こりは解してからセルフケアするのをオススメします。
さて
どうして今回このテーマにしたかというとですね……
最近やたら電車内で肘が当たる からです。
なんかニュースにもなっていたみたいですが(肘が当たったとかなんとかからの暴行事件)
ホント、昔に比べて多いです。
しかも当たっていてもなんの声もない……謝らなくてもいいんですよ、『失礼』とかでもいいんで。
何でなのかね??と疑問に思いまして、相手の姿勢をガン見させていただきました(嫌なおばはんですね 笑)
そこでひとつの結論に辿り着きましてね。
それが……
『他人に当たっていることに気付いていない!』
だと思いました。
だいたいはスマホの操作の最中に当たっているのですが、恐らく本人にはわざと当ててやろうなんて悪意はないと思うんですよ。
本人的にはぶつからない範囲なんだと思います。
つまりどういうことかというと『脇を締めることが出来ない』のだと思います。
ちなみにやってみると分かります。
正しい姿勢では難なく脇を締めることができます。つまり肘が外側にいきにくいのです。
では猫背なら……?
恐らく相当意識しないと脇が締められず、肘が外側に出てしまいます。
それに気付いてからは肘が当たってもムカつくことはなくなりました。
うん、その姿勢だと肩こりと首こり酷くなるよね!
って思うことにしました(やっぱり嫌なおばはんですね 笑)
逆に『やたら人に当たるなあ…』と思っている人は
それが肩こりや首こりの原因かもしれませんね。
このコラムの執筆専門家
- 渡邊 亜紀子
- (東京都 / スポーツトレーナー)
- Lycka till
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