- 鴫原 弘子
- 経営コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
前回は、娘からの一言で
私は『全ての仕事を止める!』決心をしたのです。
と、お話ししました。☆続きです。
夜9時を回って帰宅し、
食卓のテーブルに座った私に向かって、
一緒に夕食を食べたいとに待っていた娘が、
『アンジュは、ふつうのお母さんがいい。』と、
大粒の涙をポロリ。
その一言は、一瞬にして、私の心深くに突き刺さりました。
『ふつうのお母さんって?』
『お風呂に一緒に入ったり、おやつも一緒に食べてくれる由佳ちゃんのママ』
娘は、小学校1年生になり、気持ちを伝える方法を学び、
お友達との時間を通じ、人格形成が本格的に始まろうとする
心の成長期を迎えていました。
「忙しい」事を理由にして、
本当は一番大切な子供の心を
しっかりと受け止めることが出来ていないのではないか?
という日頃の不安。
働く事で子供をひとりにしてしまうという、うしろめたさ。
毎日の生活の中で、親から子へ伝えて行くべき「生活の知恵」
人格形成のための「基本的な躾」さえも
キチントできていないのではないか?
という心苦しさがありました。
それらを全て、心の深くに仕舞い込む事で、
働く自分を肯定し、バランスを取ろうとしてきた
母である私の急所へ向けられた、
あまりにも的確な娘からの直球ストレートでした。
お仕事先出会う多くの働くママ達は、
お仕事も子育てもという、
重荷を抱えて働いているのが現状です。
仕事の為の時間・子育てや家事、
時間は限られているので、
なんとなく中途半端という思いを抱きつつ、
どうする事も出来ないのが現状ではないでしょうか?
「豊かな気持ち・ゆったりした子育て」には、
程遠いのです。
☆続きは【5.】を、お楽しみに。