- 平 仁
- ABC税理士法人 税理士
- 東京都
- 税理士
対象:会計・経理
財務省原案に示されなかった約3300億円の重点課題推進枠について、
社会保障や地域活性化に重点を置き、
景気対策重視を改めて印象付けた。
首相は22日、首相官邸で記者団に対し、
重点枠について「医師不足、非正規雇用、食糧自給率など
「生活防衛」と「地方の底力」の2点を基本に配分した」と強調した。
(産経新聞オンライン記事23日8時5分)
中川昭一財務相は22日、平成21年度予算編成の焦点となっている
3300億円の「重要課題推進枠」の配分内容を各省閣僚に内示した。
地域経済の下支えと生活不安の払拭のための施策などに重点配分した。
“生活防衛”の対策として医療や雇用の社会保障に775億円を計上した。
21年度予算案は24日に政府案をまとめ、来年1月の通常国会に提出する。
重要課題推進枠の内訳は(1)社会保障(2)消費者庁・中小企業対策
(3)地域の活性化(4)食糧自給力向上(5)教育・研究開発
(6)成長力強化・外交力強化ーを重点配分項目とした。
社会保障は、医療確保・救急医療対策に304億円、出産・子育て支援に
42億円を配分し、非正規労働者の就労支援に51億円を充てるなど
計775億円とした。生活防衛の消費者庁・中小企業対策としては、
中小企業資金繰り対策の123億円など計255億円を配分した。
(産経新聞オンライン記事23日8時5分)
記事によれば、21年度予算案が具体的に明らかになり、
麻生カラーを打ち出すための「重要課題推進枠」では、
医療・雇用を重視した社会保障政策が打ち出されている。
麻生さんの構想は、安心できる生活を回復させることが
最優先課題だということであろうか。
私の事務所のクライアント親睦会である
三愛会の理念にも通じる考え方ですね。
三愛会の掲げる3つの愛
・ お客様を愛すること
・ 家庭を愛すること
・ 仕事を愛すること
私の代になって、父が標榜したものと若干変えましたが、
基本線は同一のものです。
お客様に愛されなければリピーターが増えません。
お客様目線で提供できる商品やサービスを提供することが
これからの時代では必要なのではないでしょうか。
家庭が安定していなければ、仕事に打ち込むことは出来ません。
家庭生活は、人生の基本を支えるのですから。
好きなことであれば、無理も出来るし、自分から工夫もするでしょう。
いい仕事をするためには、自分の仕事を好きになり、
誇りに思って欲しいですね。
私の事務所の経営方針でもありますが、
お客様が安心して仕事を出来る環境を整えるための
アドバイスができれば、いい仕事をして頂けるのではないでしょうか。
政治の役割も私たち国民が安心して生活できる環境作りだと思います。
組織が大きすぎて中々タイムリーな対応は難しいのかもしれませんが、
手遅れになる前に次の一手を効果的にやって頂きたいですね。