- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
ファブリーズは、QUATという第4級アンモニウム塩が2種類含まれた製品です。
この第4級アンモニウム塩は、殺菌成分として使われています。
しかし、実験動物のマウスをいれるケージを第4級アンモニウム塩で消毒すると、マウスの妊娠率が60%から10%に激減、しかも流産率まで上がりました。
その上、生まれたマウスも発達異常が出て、異常事態となったそうです。
そのため、マウスのケージの殺菌には第4級アンモニウム塩が使われなくなりました。
しかし、第4級アンモニウム塩の使用をやめても、すぐに成分は流れ落ちません。なぜなら、第4級アンモニウム塩はその場に蓄積するからです。
実験では、数か月かかってようやく第4級アンモニウム塩の成分がとれたそうです。
ファブリーズを使用している方は、毎日同じ場所にスプレーしているかも知れませんが、それはずっと蓄積します。
回数が増えるほど濃度が上がります。
現在、マウスの実験ではファブリーズ成分である第4級アンモニウム塩を使用すると、生殖機能(子宮や卵巣、オスの卵巣など)や肝機能に障害が出ることがわかっています。
「人間はマウスと違って大きいから、許容量が違う。」
そういう方もいるとは思いますが、逆にファブリーズの適性なスプレー回数はご存知ですか?
ファブリーズの製品ラベルには小さい文字で、適切なスプレー回数が書かれています。それ以上同じ場所にスプレーしたら濃度が濃くなるので、ダメだという回数です。
そして、それを毎日続けていたら濃度はどうなるでしょうか?
わざわざ使う必要がないものを、リスクを冒してまで使う意味があるとは私は思えません。特にお子さんを産むために妊活をしている方(女性だけでなく男性も)は、不必要なリスクは排除したほうが良いのではないでしょうか?
詳しい実験の内容は下記をご覧ください。
このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
お手伝いできることはありますか?
体に不調が出る原因は、ご本人だけでなく環境も大きく影響してきます。単純に目の前の困っている症状に対処するだけでなく、どのようにすれば体質改善して病気を予防できるかについてもお話させていただきます。一緒に健康を取り戻しましょう。