排便・排泄に関して、正常な排便から学びました。
ブリストルスケールという便の形状を計るスケールがあるのをご存知でしょうか?
正常な便は3〜5だそうです。
頸髄損傷者のかたの排便をコントロールするため、まずは食事の内容を重要視する事を解説されました。
(食物繊維の重要さがわかります)
次に排便のメカニズムについて、腸の仕組みと脳の関係や、便失禁と心理的影響について学びました。
105ページからなる資料をお見せ出来ないのは残念ですが、専門職だけでなく失便で悩むご本人やご家族にも学んで頂きたい内容です。
専門的な講義として、薬剤投与のタイミングや薬剤の種類も学ぶことができました。
頸髄損傷者の方のトイレ環境を考える際に、排便のスケジュールやスタイルを充分に聞き取ることが、介護福祉建築には重要です。
また、頸髄損傷者に限らず重度の障がいなどで便意のコントロールが難しい方の住環境にも共通するポイントだと感じました。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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