- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
「すべて法的に(規則に従って)適切に処理しています。」
舛添都知事の出張豪遊のあたりから、繰り返し使われているこの言葉。
私のような一般人には、全く納得できそうにもない回答です。
その後も舛添都知事は、この言葉を何回も使ってしまい、
今回は、過去の政治資金を単なる豪華家族旅行に使った疑惑まで文春にすっぱ抜かれました。
この一連の流れは、明らかに
「答え方が悪くて、事態を悪化させた。」
に尽きると思います。
単純に、
「申し訳ありません。ご指摘の部分は今度見直します。差額は返還します。」
といえば、ここまで責められることは無かったはずです。
完全にコミュニケーション能力の欠如が招いた結果です。
今後さらに問題が大きくなっていくでしょうね。
そういう意味では、ホリエモンこと堀江貴文さんも、そこそこ内容に共感できても感情レベルでむかつくという高度なコミュニケーション障害をお持ちです。
私たちも、家族や友人との会話で
「相手の気持ちを理解しようと努力している」
言葉を使ったほうが、
「それなら仕方ないよね。」
とか、
「何か手伝えることあったら、言ってね。」
と、協力を得ることができます。
こういうコミュニケーション能力が高い人ほど、人生で得をします。
もちろん、相手に全面的に賛成する必要はありません。
逆の意見であっても、
「あなたのいうことで納得できる部分もあるけど、私はこう思うんだよね。」
というだけで、かなり言葉のきつさは緩和されます。
ここら辺は、心理学のテクニックを身につけたほうが良いと思います。
それにしても、舛添都知事は言葉を使う仕事なのに、言葉の選択が悪いですね。
言葉の端々にも、選民意識のようなものがあって、不快感が増してしまいます。
このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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