- 平 仁
- ABC税理士法人 税理士
- 東京都
- 税理士
対象:会計・経理
世界各国で株式市場が再開しました。
週明けの13日のアジア各国では、週末までの急落から反発。
香港市場の主要銘柄で構成するハンセン指数は、
先週末から10.24%上昇し、10日の下落分を回復したという。
日本の夕方から再開したヨーロッパ市場も、
株価上昇に転じている。
アメリカ下院における金融安定化法案否決がきっかけになって起きた
世界同時株安もどうやら沈静化の方向に向かってくれそうです。
しかし、アメリカの下院議員の良識には困ったものである。
これもパスポートさえ持っていない下院議員が多いという
アメリカ独特の状況が生んだものかもしれないですね。
アメリカの正義を信じて疑わず、外国から学ぼうともしない
頑固なまでのナショナリズム。
アメリカ人には意外と多いのではないでしょうか。
これは日本人にも言えることなのですが、
自国のことしか考えていないから国際感覚がないんですね。
一度外に出ると、自分の考え方がいかに狭いものなのかが
嫌って言うほど分からされます。
日本人は語学へのアレルギーのある人が多いので、
国際感覚が身につかないのかもしれませんが。
語学アレルギーという意味では、私の学生時代は勇気を与えるかもしれませんね。
私は高3の5月に某大手予備校の模試で英語の偏差値28をとりました。
ここから1浪で大学に入り、大学院まで進みました。
大学院時代には、受験予備校で、英語の講師も経験しましたが、
私の場合には、研究のため、必要に迫られて、
読むための語学に特化して、翻訳されている専門書を対訳にして
2年間で、とにかく量をやりましたね。
また、予備校を使ったのも良かったのかもしれません。
おかげで、今では読むだけなら英語・ドイツ語に対応しています。
話が逸れましたが、資源のないわが国は、とにかく外に向かって
出て行くしか生き残る道はないのだから、
国際感覚は大事に育てていきたいものです。
中川財務相は、預金の全額保護も復活を検討するというコメントを
していましたが、そこまでしないでもすみそうですね。
必要な財政出動は必要ですが、タイミングを間違えると
将来に禍根を残しますからね。そういう意味では、
麻生内閣では、与謝野経産相がいい歯止めになっているんですかね。
アジア市場の反発を見て、ちょっと安心しています。