第6回勇気ある経営大賞 - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士
専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

第6回勇気ある経営大賞

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 会計・経理
  3. 会計・経理全般
雑感
東京商工会議所は10月3日、第6回勇気ある経営大賞の懸賞式典を
目黒雅叙園にて開催し、革新的技術を開発するなど、
創造性あふれる中小企業やベンチャー企業を顕彰します。

「勇気ある経営大賞」は、東京商工会議所が、厳しい経営環境の中で
勇気ある挑戦をしている中小企業またはグループ(以下、企業)を
顕彰する制度です。
革新的あるいは創造的な技術・技能やアイディア、経営手法等により、
独自性のある製品・サービスを生み出している企業の顕彰を行い、
その活動を広くPRすることで、後に続く企業に目標と勇気を与え、
ひいては経済の活性化に資することを目的としています。
応募にあたっては、業種・業歴やベンチャー・既存企業の別は問いません。

第6回の大賞は、
ナノテク研究開発用装置の開発・製造を行う(株)エリオニクス
特殊鋼合金の製造・機械加工の大和合金(株)三芳合金工業(株)
の2社が選ばれました。

フジサンケイビジネスアイ2008年10月3日号記事を紹介しましょう。

今年も、挑戦意欲にあふれ個性の光る中小企業に多数応募いただき、
大変難しい選考になりましたが、結果としては異なった特色を持つ
2社を大賞として顕彰する運びとなりました。エリオニクスは、
世界で最も細い線幅による三次元ナノ加工が可能な装置の開発に
成功したハイテクメーカーです。一方で、大和合金・三芳合金工業は、
銅合金という従来型の産業ですが、技術に磨きをかけた結果、
画期的な新合金の開発に成功した企業です。分野は対照的ですが、
どちらも人材育成に熱心に取り組み、自社固有の技術に磨きを
かけてきた結果が成功に結びついています。


東京も大阪も表彰されている中小企業には共通の特徴があります。
人材育成に熱心に取り組んで、イノベーションを実行できているということ。
現状に甘んじることなく、自己革新を繰り返しているからこそ、
変化の著しいこの時代を乗り切ることができるのでしょう。
また、経営理念のしっかりした会社が多いのも特徴といえるでしょう。
トップがブレないからこそ、現場から思い切った提案が出せるのでしょう。

松下幸之助は、「社長の仕事は心配すること」とおっしゃったことがありました。
社長があらゆる点に気を配って、仕事のしやすい環境を作れば、
仕事の効率は向上し、生産性が向上するということでしょう。

今回表彰された会社のように、時代に負けず、元気に頑張っている
中小企業は、まだまだあります。
勝ち負けのはっきりする時代ですが、自分から覚悟を決めて
行動することが、時代に負けない強い会社を作ります。

皆さん、頑張っていきましょう。