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伊藤 誠
伊藤 誠
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閲覧数順 2016年12月04日更新

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医療費動向と生涯医療費等から高齢者の負担増を考える

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ライフプラン上のリスクで重要な問題として、医療があります。人は様々な病気にかかり、診療を受けます。そこで心配になるのが、医療費です。
人は一生の中で、どの程度の医療費が必要なのかの資料があります。
今回は、厚生労働省医療保険に関する基礎資料平成24年度の医療費等の状況(平成26 年12 月)厚生労働省保険局調査課を基に説明いたします。

■医療費の動向
下図は国民の医療費の動向です。1985年から2013年見込みの国民医療費、後期高齢者医療費と国民医療費の対国民所得比、と国民医療費の対GDP比の推移です。

150714医療費の動向

図を見てお分かりの通り、額は年々伸び2013年見込みでは国民医療費は40.1兆円で後期高齢者医療費は14.2兆円です。額の伸びもほぼ毎年1兆円伸びています、また、2012年には対国民所得比で11.2%迄高まりました。このまま改善・抑制が無ければ数年で15%になると思われます。

■生涯医療費の額
●男性
下図は、男性の生涯に必要な医療費です。生涯医療費は2,400万円です。
大きな額ですが、全てを個人で負担するのではなく、保険料+税金等の医療保険も負担しますので、自己負担分は極めて低いものになっています(後述)
70歳未満の累計で54%を占め、70歳以上の額が46%を占めています。

150714生涯医療費(男性)

●女性
女性の生涯医療費は2,700万円で、男性とは異なり70歳未満が47%を占め、70歳維持様で53%になります。これは男性よりも女性の方が長寿ですので占有率が変わります。

150714生涯医療費(女性)

■入院に関わるデータ
下図は年齢階級別で、入院した際の3要素を示しています。1人当り新規で入院する方が70歳を超えると急増します。平均在院数は75歳以上で顕著に伸びています。
1入院当りの医療費は増加するのですが75歳以上で増加していまする

150714年齢階級別入院3要素

このようなことから、医療費を年齢階級別に1人当り医療費、自己負担額及び保険料の比較(年額)を見たものが下図です。

150714一人当たり医療費と自己負担+保険料

医療費は70歳から急増していますが、自己負担と保険料負担は逆に減少しています。
この実態からすると、やはり70歳以上の高齢者も現役同様の負担を求めなければ、制度の維持が保てないように思われます。
日本の資産は高齢者世代に偏って保有されているので、収入と資産額により負担増をもめることが、世代間格差の是正につながると著者は考えています。

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