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資産運用のパフォーマンスは資産配分とコストが決め手

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資産運用の原則 資産配分(アセットアロケーション)

先週土曜日に「ETF=上場投資信託」の勉強会の講師を務めました。ライフプラン上のリスクに対処するために資産を殖やすことは大切です。資料の中から資産配分とコストに関わる部分を紹介いたします。


■投資で最初に行うこと
ご承知の通り、投資で最初に行うことは、資産をどのように配分するかです、
何故ならば、充分に分散されたポートフォリオの運用成績の90%以上は資産配分に基づくとされています。また、現代ポートフォリオ理論では分散によりリスクが低減されるとされています。
一昨年、我々の年金を運用する年金積立管理運用独立法人(GPIF)の資産配分の変更は大きな議論を呼んだ根拠でもあります。
銘柄選びやタイミングの運用成績への影響は小さく、国内株、国内債券、外国株、外国債券にどの様な比率で配分するかが最重要だからです。

■GPIF基本ポートフォリオのリターンとリスク
現在のGPIFが採用している資産配分は下図の通りで、旧に比べ国内債券の配分を減らし、国内株式・外国株式への配分を高めた新配分を採用しています。

150708新旧GPIF基本ポートフォリオ

小生が保有するFP PoPS2015年バージョン(リスク許容度と期待リターンから資産配分提案を行うソフト)で測ると旧のものは期待リターンが2.4%、リスクは4.5%。新しいものは期待リターンが4.3%、リスクは9.5%です。

●最悪ケースの損失率
これに従うと、運用成績の最悪ケースとされるリスク2が発生リスク許容度にした場合には、旧であれば6.6%の損失になりますが、新配分では14.7%の損失が発生する可能性があります。いずれが良いかは夫々のリスク許容度によりますが、インフレ率が2.0%に満たないのですから、よりリスクが低い旧の配分で良かったのではと考えています。
最も株式を買わせたいニーズがあった方が主導したのかと思います。

■ポートフォリオのリターン
このように、資産配分で運用成績は変わるのですが、これはコストを含んでいません。
良く証券会社のセミナーで紹介される期待リターンは、日本株であればTOPIXの推移で、外国株の場合にはMSCIコクサイやワールドのようなインデックスの結果で示されています。

150708正規分布と標準偏差

■正規分布と標準偏差
また、それらの年度ばらつきは図のようなベルカーブを描くとして紹介されています。
単年度のパフォーマンスはコストがかからなければ、そのようなばらつきが出るのですが、
そこにコストを引くと下図のような図に為ります。

1507世紀文武と標準偏差にコストを加えたイメージ

新しい平均はコストの分だけ、左にずれます。算術平均では
期待リターン-コスト=新しい期待リターンに為ります。
従ってコストが高ければ高いほど左によりますから、儲かる人がそれだけ少なくなります。ご自身が、平均よりも左によらない為には、コストがより少ない商品を購入することが投資の原則です。この点、GPIFのような巨大ファンドは、受注したい運用会社等が多いので、コスト競争が発生し極めて低いコストしかかからないとされています。

例えば、TOPIXのリターンの1952年から2014年の計測では算術平均は13.8%とされています(出所:イボットソン アソシエイション ジャパンAAライブラリー2015)
従いまして、4%のコストがかかる投資信託であれば、期待リターンは4%分レスすることになります。

■コストの算式
投資信託の場合、原資産のリターンから、{買付手数料+(信託報酬×保有年数)+信託財産留保額}を引いたものが投資家のリターンに為ります。
このことを十分にご認識の上、資産運用にチャレンジください。


FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
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保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。
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【保有資格】
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日本証券アナリスト協会認定 プライマリー プライベート・バンカー
宅地建物取引主任者
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