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長期投資家はギリシャ問題・中國株式急落も慌てない

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6月30日のギリシャIMFへの支払いが先進国で初めて「延滞」になり、ヨーロッパがギリシャ問題でかかりきりになるのと同時期に中国株が1ヶ月で30%下落する事態になり投資家はリスクに対し過敏な反応をしています。昨日までの主要な株価指数をみると、市場はギリシャよりも上海の暴落に若干対応した動きに移行しています。

下図は香港ハンセン指数(黄色)、MSCIワールドインデックス(ブルー)、MSCIエマージング指数(紫色)の過去1年の騰落推移です。期間は2014年7月10日~2015年7月9日。
香港ハンセン指数は上海の株価に連動し4月から急騰、そして6月後半から急落しています。香港市場は中國本土の個人投資家に限定した上海市場とは異なり、各国の機関投資家にも開放されていますので、上海市場が不安定になるとともに、株式から投資資金が逃避し始めた結果です。

150709ハンセン指数MSCIワールドMSCIエマージング

世界の先進国株価の指標MSCIワールドも引きずられ下降しましたが小幅で限定的です。
上海市場も含まれるMSCIエマージング指数は下降の角度がより大きくなっています。
これを見る限り、ギリシャ(先進国)問題で下げている様には思われません。

下図はヨーロッパの株価指数で、フランクフルト市場のDAX(黄色)、ロンドン市場のFTSE100(ブルー)、フランスのCAC40(紫色)の年間推移です。
確かにギリシャ問題が深刻化するとともに、折衝を重ねているドイツとフランスの株価は5月から下降しています。しかしながらユーロに加盟していないロンドン市場への影響は軽微です。なお、ギリシャ市場は6月下旬からデータが取れていません(休場?)

150709DAXFTSE100


下図は日本の日経225平均(黄色)と米国のニューヨークダウ平均(紫色)と香港ハンセン指数の動きです。7月初旬、日本と米国も日々の騰落がありますが香港市場の動きは異なっています。今後も同様とは断言できませんが、過剰に反応しないで良いと思われます。

150709日経225NYダウハンセン指数

下図は各国通貨の円レートの年初からの動きです。
円ユーロレート(黄色)は4月以降円安に振れていましたが、6月に入り円高に振れています。
円香港ドル(ブルー)と円米ドルは(紫色)同じ動きになっています。中国人民元は管理通貨の為データを取っていません。6月に入り円高方向に動いていますが、まだパニック状態ではありません。

150709円ドルユーロ香港ドル

下図は2014年7月10日からの円ポンド(黄色)、円スイスフラン(ブルー)、円豪ドル(紫色)の動きです。
世界最強とされるスイスフランに対し6月以降は円高に振れ、英国ポンドも同様です。
豪ドルは中国との貿易量が大きく6月に急なトレンドで円高になっています。
なお、豪州は資源国ですので、年初より円高に振られています。
スイスフラン(ブルー)の1月の急変は、スイスフランがユーロの上限価格を外したためスイスフランが急騰しています。

150709円ポンドスイスフランゴウドル

現況5月・6月の株価や通貨の動きをみると、長期国際分散投資を心がけている一般投資家としてのスタンスは、様子見として暫く動かないことをお勧めします。

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨

【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
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