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閲覧数順 2016年12月02日更新

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ゴルフ場でのメガソーラー設置可能性を実証した3D技術

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今は使われなくなった長崎県の南西部にある田手原町のゴルフ場跡地(約28ha)に、出力約13.2MWの長崎田手原メガソーラーが完成しました。

ゴルフ場は起伏の多い土地なので、そこに効率的に太陽光パネルを設置するのは難しいと考えられていましたが、このゴルフ場メガソーラーはアニメなどでおなじみの3D技術を活用して日陰ができないよう太陽光パネルを配置しているのが特徴です。

長崎田手原メガソーラーは、三菱商事の子会社であるダイヤモンドソーラージャパンと戸田建設、三菱UFJリースの共同出資で設立たれた事業会社が開発しました。

 

2015年4月15日に稼働を開始し、年間の発電量は一般家庭3500世帯分を見込んでいます。注目すべき点は、発電量の大きさとともに再生可能エネルギーである太陽光で、年間4100トンのCO2削減効果があることです。

 

ゴルフ場の跡地にメガソーラーを建設する事例はほかにも多く見られますが、このメガソーラーの特徴は、周辺環境に配慮して大規模な土地造成をおこなう代わりに太陽光パネルの設置方法を工夫することでゴルフ場の複雑な起伏をそのまま利用していることです。

 

複数の太陽光パネルをまとめたアレイが日光を遮ると他のアレイの発電効率が損なわれます。

 

このデメリットを解消するために、戸田建設は、起伏のある土地に最適にアレイを配置するため、3次元(3D)技術を活用しています。

 

実際には、3Dレーザースキャナで土地の形状を計測して地形を3D化し、戸田建設が独自に開発した、アレイ割付プログラムでアレイの最適な配置図面を作成すると言う手法が用いられました。

この手法により、太陽の高度が低くなる冬至日でも設置した太陽光パネル間で日陰が生じないようにアレイを配置することに成功したとのことです。

なお、これだけの規模になりますと、使用する太陽光パネルの枚数は桁違いに多くなり、三菱電機製のパネル5万554枚が使用されているそうです。

このメガソーラーは今後20年間にわたって発電を行う計画で、発電された電力は固定買取価格で売電しますが、一般家庭3500世帯分の電力ですから、十分採算がとれるでしょう。

 

バブル期に全国各地に建設されたゴルフ場は数え切れないほどありますが、このように使われなくなってしまったところも少なくありません。跡地を放置するのであれば、環境保全の面でもこのようなメガソーラーは歓迎すべきだと言えます。

 

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