ベンチマークとの比較と対応例について-1海外のインデックス - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー
03-6447-7831
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:投資相談

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

ベンチマークとの比較と対応例について-1海外のインデックス

- good

  1. マネー
  2. 投資相談
  3. 投資相談全般
資産運用の原則 資産配分(アセットアロケーション)

4月14日のコラムで、資産運用を行う際にベンチマークを決めておくことをお勧めしました。
ベンチマークを決定したあとにどのように管理しているかの例を紹介します。

下図は、2014年4月14日から本年4月15日のS&P500(黄色)と、米国市場で買付したiShares MSCI Indonesia Market Index Fund(ブルー)、iShares MSCI Singapore ETFの騰落推移です。両ETFはS&P500に大きく負けています。
S&P500は年間の収益率が15%に達していますが、両ETFは上昇がゼロ又はマイナスです。従って今後も保有を継続するのかの検討が必要になります。

150414SPとMSCIインドネシアETFとMSCIシンガポールETF

但し、上記の不成績は、米国NYSE・ARCA市場の値段の推移です。ということは、両国の通貨に対して、ドル高に為替がふれた場合には、インドネシアもシンガポールもドル表示での株価は下がることに為ります。現地の株価の動きと為替の動きの複合で評価がされています。

そこで、シンガポールの株価指数ST指数(黄色)とS&P500(ブルー) 、iShares MSCI シンガポールETFを比較したのが下図です。

150414SP500とSTとシンガポールETF

確かにST指数の騰落はSP500の騰落に負けているのですが、指数としては上昇を続けているのが分かります。もし、ST指数に連動するETFをシンガポール市場で購入すればこの黄色に近い成績が残せます。ただし、シンガポールドルと日本円の為替レートが反省されていませんので。日本円に換算した形で評価をすることに為ります。ちなみに2014年4月のシンガポールドル・日本円レートは81.21円で本日(4月15日)は88.11円ですから円安です。従って、日本円としての上昇はシンガポールドルよりも約8.5%ほど上振れします。
(為替は三菱UFJリサーチ&コンサルティングがHPで公開している為替相場の仲値を使用)。
このように何をベンチマークとして使用するかは株価の動きを追うのに重要な要素です。
(ST指数採用銘柄とMSCIシンガポール採用の銘柄は同一ではありません)

同じように下図は、S&P500(ブルー)、ドイツ・ランクフルトDAX(黄色)とiShares MSCI Germany ETF(紫色)を比較すると、DAXは史上最高を更新していますので、S&Pを超える動きとなっていますが、米ドルに対してユーロ安の現況ですので、NYSEの取引ではドイツ株は大きく差がついています。
(DAX指数採用銘柄とMSCIgermany採用の銘柄は同一ではありません)

150414SP500とDAXMSCIドイツ

指数だけでなく、個別株にも此の比較は適用できます。というよりもこちらの比較は、私にとって個別株の保有継続・売却の判断に重要な位置づけになっています。
下図はフランクフルトDAX(黄色)、S&P500(ブルー)にダイムラーベンツの株価(紫色)の年間騰落率を比較したものです。ダイムラーはドイツ市場で買い付けていますから、ユーロでの価格推移になります。2015年1月から株価は急伸していますので、両指数を上回る上昇率となっています。

150415SP500とDAXダイムラー

同じくオーストラリアのオーストラリア・ニュージーランド銀行(アンツ)の株価推移(紫色)を、S&P500(ブルー)とシドニーASX(黄色)と比べたものです。

150414SP500ASXANZ

このように、株価推移を現地の指数と比べることで、保有する銘柄の価値判断の一助になるのではと考えています。
私は、ベンチマークとして使用するには、各国の市場に対応した指数を使用することをお勧めします。
ただし、日本の証券会社を通じた取引では、その市場で購入するのが困難な銘柄もありますので、ご購入を検討されている銘柄によっては市場にアプローチできる証券会社の採用等、現況に合わせた対応が必要になります。


上記資料はマイクロソフトMoney Plus Sunset Deluxeで作成したものです。
無償版のためサポートは受けられず、ソフト等の更新もありませんので、信頼性は不確かです。入力は全て手入力です。それでも私は使用しています。年間数十万円を支払えばあるのかもしれませんが、市販のものにはこれに勝るものはありません。
読者ご自身で使ってみようとお考えの方は、下記よりダウンロードください。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=20738

FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
FPプラス投資助言で人生設計から資産形成まで一貫してサポート
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。
あなたのセカンドライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で資産配分とポートフォリオ構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。

【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
日本証券アナリスト協会認定 プライマリー プライベート・バンカー

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべて読者・ご相談者ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者・相談者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / ファイナンシャルプランナー)
オフィスマイエフ・ピー 代表

今日よりも、明日を豊かに過ごすためのライフプランを提案します

お客様から「私のFP」「我が家のFP」と言われるよう、日々研鑽奮闘中です。お客様とご家族のライフデザイン(生き方や価値観)とライフ・プラン(暮らし方)を実現するためにファイナンシャル・プランニングと資産運用を通じて応援します。

03-6447-7831
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「資産運用の原則」のコラム

カテゴリ このコラムに関連するサービス

対面相談 資産運用相談(アドバイス専門)

保険・金融商品の販売・仲介はしないアドバイスの専門家

料金
5,000円

「売り手の利益」は「買い手のコスト、解らないものは買わないことがベストなど、商品を売らないからこそできるアドバイスです。貴方サイドに立った目線で貴方の質問にデータや、資産運用・投資の原則でお答えします。

資産運用相談(アドバイス専門)

このコラムに類似したコラム

最新カントリーリスクランキング 浅見 浩 - ファイナンシャルプランナー(2011/11/19 10:18)

最新カントリーリスク ランキング発表 浅見 浩 - ファイナンシャルプランナー(2011/10/22 09:17)

「PLAN(計画) → DO(実行) → SEE(見直し)」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2010/10/29 22:09)

2016年 2月26日株価小康 日経平均・各国株価指数・国債利回り・商品先物価格騰落率 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2016/02/28 18:47)

第三週落ち着いた動き2015年9月18日週間株価指数・国債利回り・商品先物価格騰落率 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2015/09/20 12:00)