- 吉武 利恵
- リリア株式会社 代表取締役
- 東京都
- 人の印象の専門家
「若く」と「生き生きと若々しい」の違い
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イメージ・コンサルティングに洋装・和装の着物、礼法など、日本文化に関する内容を盛り込んで参ります。
日本人に合わせたセルフ・ブランディング術をご紹介します。
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日本人のためのハッピー☆イメージ・マネジメント! Vol.81
今回のテーマ「 「若く」と「生き生きと若々しい」の違い 」
日本文化・着物礼法研究家 吉武利恵
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日本には、若く見えることが良いことだという価値観を持っている方もいます。
あなたはいかがですか?
なぜ若く見られたいのでしょうか?
それは老けて見られたくない、という逆の思いがあるのではないかと思います。
老けて見える印象は、疲れていそう、体力がなさそう、病弱、生命力が弱い印象で、
良い意味として使われる言葉ではありません。
若く見える ←(反対)→ 老けて見える
人を表現するときに、この対比の言葉を使わない選択もできるはずです。
私の友人のお母様がおっしゃった言葉で、
『 せっかく年を重ねてきたんだから、若く見られるなんてもったいない 』というのがあります。
人生の経験が、その人を形作っているのは間違いありません。
こういう方には、「若い」という言葉は褒め言葉になりません。
逆に失礼になってしまいます。
「若い」という言葉には、
未熟、幼いなど、ネガティブな意味で使う場合もあるからです。
そしてココ・シャネルの名言にもこんなフレーズがあります。
『 20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績 ~ココ・シャネル~ 』
歳を重ねれば重ねるほど、どのように生きてきたが顔に表れます。
顔も自己責任ということですね。
人生で一番若いのは、今の瞬間です。
失っていく若さを取り戻そうとあらがうことに費やす時間は、
完成することのないパズルのピースを埋めることに似ています。
今日よりも明日、明日よりも明後日、今自分にできることに取り組み、
少しでも充実した日を過ごす。
そして、5年後、10年後の自分を楽しみに日々生きることが、
生き生きと若々しい印象を作るために重要なポイントです。
50代でも、70代でも、90代でも、生き生きと若々しく、
生命力の強さを感じる方に共通している部分があります。
「好奇心旺盛」で、「行動力」があり、「笑顔」一杯で人生を楽むということです。
言葉の選び方も教養の一つです。
「若い」という表現を言い変えると、
「元気」、「パワフル」、「生き生き」、「アクティブ」、「活動的」、「明るい」、「軽やか」、「細胞が若い」など、色々な言葉で表現できます。
自分に対して、そして相手に対して、ピッタリな表現の言葉を使ってみませんか?
・今のあなたは、生命力の強さを表現できていると思いますか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「ハッピー☆イメージ・マネジメント」のコラム
繊研新聞2018年4月10日(火)に印象コラム掲載!(2018/04/15 14:04)
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