おもてなしの心の表れでもある『箸』 - マナー全般 - 専門家プロファイル

飯田 祥子
エレガントスタイル 代表
東京都
マナースタイリスト

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対象:マナー

松井 千恵美
松井 千恵美
(インストラクター養成/起業コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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おもてなしの心の表れでもある『箸』

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何回かに分け、お箸(←過去のコラムはこちらをクリック)についてお伝えしました。


今日は、

『箸』のマナーや種類を知ることがおもてなしに、どのように関係するのか?をお伝えします。




この答えを知るには、茶道で使う 「客ぶり」 という言葉に着目してみましょう。


招く側(亭主)と、招かれる側(客)の「主客の相互性」を知ることが大切です。



茶道では茶事を主催する亭主は、


会の目的、時期 等を考慮した、入念な 準備 のもと、客を招くこと、 と


招かれた客は、亭主の 意図をくみとって、その場に ふさわしい振る舞い をすること、


そして、感謝を示すこと が求められます。





招く側と、招かれる側が、共鳴し合い主客と一体となり、

心地よい空間 が創り上げられていきます。





この 「主客の相互性」 は 

現代風にお伝えすると、 「主客一体」 と言えると思います。




このようにみていくと、


今回お伝えした 『箸の正しいマナー』 を知ることは、


おもてなす側 と もてなされた側も、正しく振舞うことにつながります。





『箸の種類』 を知ることは、

主催者や客人の意図をくみ取るための指針となります。





現代、私たちは、お茶の席に招かれることは稀です。



しかし、


ビジネスの場で食事会に招かれた場合や、

歓待を受ける場合、プライベートでのお食事などにも、同じことがいえます。



この 「客ぶり」 や 「主客一体」 の心は大切です。




日本人として、女性として、母として、


美しい箸の使い方や 「嫌い箸」などのマナー、


そして 『利久箸』 をはじめとする、


それぞれの箸に込められた 


真の「おもてなし」の心 を 身に付けておきたいものです。

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