「品格経営」商売繁盛ニュース vol.1-1 - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

牛田 雅志
ブレインリンク・コンサルティング株式会社 
税理士
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「品格経営」商売繁盛ニュース vol.1-1

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商売繁盛ニュース

「品格経営」のすすめ


「世界中に喜びの種をまく」
そして、「世界中に喜びの種をまく人々で世界中をうめつくす」ことが私の夢です!
相手の喜びが自分の喜びと考える人々が地球上にあふれている。想像するだけで楽しいです。
「そんなこと出来るわけないやんけ〜。お前あほちゃうか。」と笑わないで、まずは家族に喜んでもらいましょう。(私の場合ですが)女房の話を10分聞く。子どものしょうもないことでも褒める。そして、親に電話する、兄弟で正月に集まる。それから親族・友人に・・・とワンミリアクションで、少しずつ喜びの種をまきましょう。喜びの種をまくのはとても楽しいです。
 私は事業を通しても「世界中に喜びの種を」まければと考えています。会社や個人の事業活動を通せば、加速的に喜びの種をまくことができます。
 そして、事業活動を通して喜びの種をまくために、「品格経営」を推進します。
品格経営とは、
経営者の人格を高め、正しい経営を実践し、その事業を永続的に存続させる」ことです。
そして、人格を高めるとは
相互扶助精神で他人の役に立つことを喜びとしていること」で、
正しい経営とは
原理原則に則り従業員・顧客・取引先・投資家のすべてに喜んでもらっていること」です。
 自分本位な経営では自分の周りの人々に喜びの種をまく品格経営ができません。

「黒字経営」のすすめ

 品格経営を推進していくなかで「黒字経営」は必要不可欠です。
 なぜなら赤字経営では事業が停止し喜びの種をまくことができません。喜びの種をまくことは品格経営で利益を計上し続けることと同じです。
 黒字経営を企業会計ではなく「喜びの種会計」で表示すると次のようになります。
      
企業会計 喜びの種会計
売上高 お客様から受け取った喜びの種
仕入高 取引先へ引き渡した喜びの種
報 酬 自分への喜びの種
給 与 従業員へ引き渡した喜びの種
利 益 引き渡されるのを待っている喜びの種
税 金 国に引き渡した喜びの種
配 当 投資家へ引き渡した喜びの種
 
 引き渡されるのを待っている喜びの種(利益)は多くて困ることはありません。来期以降にも繰り越してどんどん引き渡していきましょう。一番困るのは、引き渡されるのを待っている喜びの種を自分だけのものに使ったり貯めたり(私的流用や横領)することです。
 この喜びの種は人から人へと受け取っては渡し、受け取っては渡し、といったようにぐるぐる回る(景気が良いともいう)ことを望んでいて、自分本位で停滞させてはいけません。
 さらには、お客様から受け取っていない喜びの種を計上(粉飾決算)したり、取引先に引き渡していない喜びの種を計上(脱税)することは、喜びの種に対して嘘つき(偽装)になるのでやってはいけません。

「商売繁盛」で笹もってこい

 大阪のえべっさん(今宮戎神社)での掛け声ではありませんが、事業家の皆さんは例外なく商売繁盛を願っています。私も商売繁盛大・大・大好きです!
品格経営をベースに商売繁盛で利益を出すことが世界中に喜びの種をまくことにつながるので、私はお客様の商売繁盛を徹底的に応援します。
 私は、商売が繁盛しているお客様にもっと商売繁盛になってもらうアイデアと、商売がまだ繁盛していないお客様に商売繁盛になってもらうアイデアをたくさんもっています。
「税理士のくせに何言ってんねん〜。わしらの何がわかるんじゃ〜。」と怒らないでください。もちろん業種業態の詳細を知ることは必要です。ただ、新入社員が社内の常識(=世間の非常識)を直感的に疑問視するように、素人視点は岡目八目に物事の本質を捉えることができます(玄人をけなしているわけではありませんよ)。
なので、新入社員や素人ごときに分かってたまるか!と頭ごなしに見下さないください。
誰からも素直に意見を聴く姿勢は商売繁盛の大切な心構えの一つだと思います。
私は品格経営に真剣に取り組むお客様と共に商売繁盛のヒントを共有していきたいと思っています。

<品格経営指標レポート>

黒字経営割合

国税庁が毎年調査している統計表(平成18年2月1日から平成19年1月31日までに終了した法人の事業年度を対象とし平成19年6月末現在でとりまとめ)を見ると、利益計上法人は中小企業258万件のうち86万件あります。割合では''33.5%''でこの前年より0.6%増加しています。
さて、弊社が関与させていただいている法人の税引前利益計上法人割合(平成20年1月から5月までに終了した法人の事業年度を対象)は、''61.7%''です。調査対象期間に相違がありますが、全国の中小企業平均に比べ1.8倍も黒字法人割合が高くなっています。

黒字経営割合(目指せ100%!)
利益計上割合(注1.2)
国税庁統計表→33.5%
弊社お客様→61.7%
  
(注)1.国税庁統計表 所得金額が正(利益)の法人/全社
(注)2.弊社関与先  税引前利益の法人/全社