リフォームか、建て替えか…… - 既存建築調査・診断 - 専門家プロファイル

酒井 哲
TownFactory一級建築士事務所 代表
東京都
建築家

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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リフォームか、建て替えか……

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リフォーム(増改築)か、建て替え(新築)か?
どちらにすればいいのか悩まれている方は多いようです。

リフォームは工事の規模や部位、目指す性能によって予算が大きく変わります。新築との比較となると部分改修や設備(水廻りと換気冷暖房)の更新だけでなく、建物の性能(耐震性、断熱性等)も新築同等まで上げる、全面リフォーム(スケルトンリフォーム)となることが予想されます。

一言に全面リフォームと言っても、リフォーム(増改築)する家の坪単価が70万円/坪なのか、あるいは100万円/坪なのかによって工事は大きく変わります。さらにリフォーム(増改築)後に求めているイメージによっても、変化します。

また、古い建物程、空き家の状態の長い建物程、工事費は高くなる傾向にあります。特に昭和56年(1981年)に耐震基準が改訂になったために、それ以前に建てられた住宅は耐震性能の大幅な見直しが必要となるケースが多く、工事箇所が増えるようです。

以上のように、既存家屋の程度や状況、求める仕様や性能によってばらつきがありますが、今までの経験からすると全面リフォーム(スケルトンリフォーム)は新築の坪単価の90%程度でできると算段できます。

リフォーム(増改築)か新築(建て替え)かの判断を費用面で比較しても、リフォームは新築よりも若干安い程度で、アドバンテージはありません。従って、全面リフォームを検討される場合は、工事費以外の要素、家を直したいという家族の思い入れがあったり、再現するのが難しい良質な建物の修繕など家に対する住まい手の価値観によるところが大きいようです。

リフォーム(増改築)で重要なのは、既存の建物状況の把握です。
TownFactory一級建築士事務所は建物調査においても豊富な実績があります。

まずは、一度ご相談ください。

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