- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
さて、ヘッジファンドの運用残高が、ここにきて拡大を続けています。
シンガポールのヘッジファンド調査会社によれば、5月末の世界におけるヘッジファンド運用残高は、前年同月比10.5%も増加し、約2.1兆ドル(約214兆円)にまだなったとのことです。
2008年のリーマンショック時には、ヘッジファンドの解約が増加し、一時は1.2兆ドル台にまで残高を減らしていましたが、この6年間で運用残高は、約2倍に膨らみました。
最大の理由は、世界的な金融緩和が続き、“マネー”の供給量が増加したものの、低金利の中、運用先がなく、「高利回り」を目指すヘッジファンドへ資金が向かっていると考えられます。
特に投資残高を増加させているのは、企業年金などの機関投資家です。
機関投資家は、複数の資産(アセット)に分散して運用を行っていますが、債券の利回り低下、株式の価格変動を回避するため、ヘッジファンドへの配分比率を高めていると見られます。
ヘッジファンドの最大の利点は、市場の変動を利用しながら、「絶対収益」を目指すところにあります。
反面、「透明性」や「流動性」が低いといったデメリットもあります。
したがって、個人投資家が利用する場合は、内容をよく吟味して投資を行う必要があるでしょう。
個人がヘッジファンドへ直接投資することは、国内では難しい面がありますが、“ヘッジ手法”を用いた様々な金融商品もありますので、それらの国内外の商品を用いて、「分散投資」を行ってみてはいかがでしょうか。
一度、真剣に「マイ・ポートフォリオ」を構築されることを、お勧めします。
さて、日本もついに、「集団的自衛権行使」に一歩踏み出しました。
平和な日々がこれからも続くことを望みつつ、望んでいるだけでは平和は維持できないため、そのために何ができるのか、自問自答している今日この頃です。今週も平和で穏やかな日となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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