就職でも起業においても、関わる事業がポイント - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月04日更新

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就職でも起業においても、関わる事業がポイント

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 大学3年生の男性から、起業相談ではなく就職相談が送られてきました。今週から企業面談を始めるそうで、昨年までは起業も考えていたようですが、今は「大手と中堅企業だけを対象に面談を受ける予定ですが、本当に大手に就職すると一生安定して働くことができるのでしょうか?」と言った内容です。

 わたしが新聞社に勤めていた時代に、日本で一番安定していると思われた会社は東京電力。一度原発事故を起こしたことにより、倒産か存続かの危機に立たされました。いつの時代にも安定している官僚でさえ、日本の国家財政が危険水域に入りますと、定員削減が現実問題になることは確かです。公務員にもリストラは起こります。

 大手企業の場合、会社本体はあらゆる方策を駆使して生き延びることを考えます。そこで働く従業員は、所属する事業部や本部が元気に利益をだしているうちは大丈夫ですが、衰退が始まっている赤字事業部の場合は、一定の年齢に達している人がリストラの対象になってしまいます。

 大手だからと言って、一生安泰とは言えないのが今の時代です。半導体事業、原子力発電、書籍・雑誌・新聞、ゲーム専用機など過っての花形産業は、時代の流れで日本市場が小さくなっています。大手の会社ではなく、このような事業部で仕事をしてきた人たちは、大手と言ってもリストラの対象となる人が少なくありません。

 リストラされ非正規で働いている人が、今後全て正規社員になることは期待薄です。企業が一旦安く購入した労働力を、高くするとは思えないからです。年金も、既に支給年齢は年々引き上げられています。現役で働く人の年齢は年々高くなるのに、正規の高い給料を維持できる人は少なくなっていきます。

 このような背景を考えますと、就職するのは大手か、中小かと言った企業規模ではなく、将来性のある事業で仕事ができるかどうかが、安定とつながってきそうです。自分に向いている事業、そこで仕事をしたいと思う事業です。大手といえども、まもなく分離しようとする事業ですと、就職してもその後どうなるか分かりません。

 起業を考える場合でも、一つに事業に精通していますと、起業するための強みを獲得しやすくなります。そのうえ、現在は起業するための費用がIT化の進展によって安くなっている時代です。どの事業部に就職するかによって、仕事が安定するだけでなく、将来の起業を考える上でも有利になると思われます。

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