今年はどんな年だったでしょうか。建築業界は消費税増税前の駆け込み需要と、アベノミクス効果?の影響もあり、例年にない活況となりました。建築設備機械や、一部建材においては品薄状態が続き、建設工期にも影響が出るほどでした。また、職人さんたちの確保も大変な様で、工務店間で職人さんの争奪合戦も多くありました。
来年は、増税後の落ち込みがどの程度になるのか、また回復が順調に推移するのかまだまだ不透明感がありますが、新築を計画されている方には影響は少ないかと考えます。
注文建築の場合、年始早々から新築計画をスタートさせても、プラン決定や申請手続き等で5〜6ヶ月必用です。工事着工となる6月頃は増税直後となり、建築需要が最も減る時期と重なります。ですので、値段交渉次第で、増税分程度の値引きが見込める様になるでしょう。
計画から竣工まで、普通約1年掛かります。1年の計は元旦にありですから、新年早々にマイホームの事を考えてみませんか?
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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また、IAU型免震住宅設計資格取得者として、免震住宅等の相談も行っています。
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