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山中 伸枝
山中 伸枝
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2016年12月02日更新

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検証!積立投資(ドルコスト平均法)

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今回は、積立投資(ドルコスト平均法)を検証してみたいと思います。


私が面談時に、お客様にお話しすることは、


「どんなに投資の“コンセプト”や“投資哲学”が素晴らしいものであっても、
結果が伴わなければ、投資家の“目的”は達成できません。
従って、必ず検証を行ってください」


ということです。


「検証無くして、投資は無い」(どっかで聞いたような・・・)


といっても、過言ではないと思います。


さて、本題に戻って、今回は昨年お伝えした「ドルコスト平均法」を
用いた積立型投資の昨年度の“検証”を行ってみたいと思います。



まず、ドルコスト平均法による投資のメリットをまとめてみると、


1.価格の“ブレ”を平準化できる

2.ボラティリティ(変動幅)の高いファンドも組み込むことが出来る

3.少額で複数のファンドを購入することが出来る

4.常にマーケットに“へばり”付いていなくて良い

5.価格が下がった時でも「安心して寝れるzzz」


などが考えられます。


この辺りのお話の再確認は、是非第93回のバックナンバーをご覧になってください。
グラフも見ることができ、積立投資のメリットがご理解できると思います。
http://archive.mag2.com/0000121186/20070406222000000.html?start=20



では、昨年の4月にご紹介した積立投資の結果はどうなったのでしょうか!?



私がこの時に決めた選択基準は、


1.エマージングマーケット(新興国・地域)中心

2.エクイティ(株式)ファンドが80%

3.単一国だけでなく、地域分散(グローバル)しているエクイティファンドの採用

4.相関性を考慮し、債券とREITも一部採用


といった4点でした。



エマージングとはいっても、あまり将来性が高くなかったり、
マーケットのサイズがあまり大きくないものは、はずしました。


さて、具体的に選んだのは、

まず、エマージング系の株式ファンドからは、インド、ラテンアメリカ、
東欧、中国・香港、インドネシア。


それに、アジア太平洋地域のエクイティ、グローバルグロースエクイティ(世界成長株)、
グローバルストラテジックエクイティ(世界戦略株)。


そして、エマージングマーケットボンド(新興国債券ファンド)、
英国商業施設REITという10本のファンドでした。


で、昨年の4月20日時点で、その前1年間の各ファンドのリターンは
次のようなものでした。


グローバルグロースエクイティ     22.7%
インド              23.8%
ラテンアメリカ         25.8%
東欧               25.2%
アジア太平洋エクイティ        41.6%
中国・香港            74.2%
インドネシア           38.1%
グローバルストラテジックエクイティ  17.6%
エマージングマーケットボンド     18.3%
英国商業施設REIT           26.8%



わかりやすいように、上記の10本のファンドに、各10%づつ投資を行ったと仮定して、
平均リターンを計算すると、何と“31.4%”となっていました。



では、昨年から今年にかけてのリターンは、一体どうなったのでしょうか?



グローバルグロースエクイティ    -15.4%
インド              24.1%
ラテンアメリカ         23.6%
東欧               11.9%
アジア太平洋エクイティ        7.2%
中国・香港            24.3%
インドネシア           7.2%
グローバルストラテジックエクイティ -10.6%
エマージングマーケットボンド     2.6%
英国商業施設REIT           -9.7%


同じく、上記の10本のファンドに、各10%づつ投資を行ったと仮定して、
平均リターンを計算すると、



“3.37%”



でした。


結果からみると、昨年大揺れに揺れた株式市場ですが、年初は高騰し
、秋口から下げに転じたエマージング系(新興国・地域)のファンドは、
インド24.1%、ラテンアメリカ23.6%、東欧11.9%、中国・香港24.3%と、
年間ではプラスとなっています。


反面、世界株安を受けて、グローバル(世界)の成長株や戦略株ファンドは、
-15.4%、-10.6%とそれぞれ下げています。

また、アメリカのサブプライム問題の影響を受けて、英国の不動産ファンドも
-9.7%となっています。


さて、この結果をみて、皆さんはどのように感じられたでしょうか?




「・・・・・・・・・・・・・・・・」




結果から客観的にわかることは、


1.グローバル株式よりも、エマージング株式の方が成長性が高い分プラスに運用された

2.分散投資を行ったことで、サブプライム問題に揺れた2007年度においても
プラスで運用できた


ということが言えると思います。


では、下落したグローバル株式や不動産ファンドに投資をすべきではなかったので
しょうか!?


相場を張った一時投資(1回のタイミングでの投資)であれば、確かにそうだったかも
しれません。


しかし、積立投資の場合は、必ずしもそうとは言えません。


私の場合、少なくとも、最低10年以上の積立期間を想定しているので、
その間に基準価格は大きく乱高下をして当然です。

逆にいえば、下落している局面は、積立投資にとっては、“取得単価を引き下げる”
絶好の期間と言えます。


実際に、私は国内の投資において、日経平均が7500円になっても積立投資を
継続した“お陰”で、日本株投信で行っていた積立投資は、すべてプラスで
運用することができました。


つまり積立投資は、


「価格の変動をうまく利用して、投資を行うことができる」


ということなのです。



この辺りが、積立投資の“最大のメリット(特徴)”ということができるでしょう。


運用期間(積立期間)に余裕が持てる方でさえあれば、投資の初心者の方でも、
比較的「安心」して運用をすることができる投資法です。


あとは、投資期間である10年後、15年後を見据えて、今よりも経済発展して
いるような国や産業などに投資を行うことが重要なポイントです。


そのような意味においては、前述した「エマージング国(新興国・地域)」などは
面白い選択肢ではないかと思います。



さて、上記の「積立型投資」の考え方が理解でき、また賛同できる方は、
一度検討してみてはいかがでしょうか!?


特に、積立型投資は、「いつからでも」始めることができます(タイミングは
ほとんど関係有りません)。


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