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対象:お金と資産の運用

山中 伸枝
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閲覧数順 2016年12月04日更新

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金融機関がすすめる商品には必ず隠されたワナがある

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かしこい金融商品のえらび方 買ってはいけない金融商品
投資信託や個人年金保険を含めた保険商品の手数料は、銀行や郵便局のドル箱です。

銀行や郵便局を盲目的に信用するような購入は絶対にしないでいただきたい!
そういう思いで今回のコラムを書きました。

今回は投資信託はを取り上げます。

個人投資家ひとりひとりでは大きな金額を運用することは難しく、証券投資にはある程度専門的な知識が必要であるのも確かですから、「手数料を払っても投資のプロに運用を任せた方が自分で運用するよりも良い結果が出るであろう」と判断するのも理解できます。

でもそこが金融機関のねらい目。
 
投資信託の中には、その時々の「儲け心」をくすぐるようなテーマや売り文句で安易に設定されたものがたくさんあります。

例えば、毎月分配型投資信託のお誘いトークとしては、「日本に比べて、高利回りな海外の債券で運用されます。しかも分配金が毎月支払われるのが楽しみですよね! 年金だけでは不安な方々に非常に人気がありますよ」

銀行や郵便局の方がこういう風に言われるなら大丈夫だろう。
と思い「毎月分配型投資信託」を購入される方が非常に多い!

投資信託の運用会社の手数料は、原則として運用資産残高に一定の料率をかけて決定されます。
つまり運用資産が多いほど利益が上がるしくみになっているわけです。
 
従って、運用会社は個人投資家に「ウケる」ような商品設計を考えるわけです。
特に「毎月分配型投資信託」はその典型です。

節操のない運用会社は、全く正反対の考え方を持ったファンドを組んでいたりします。
1、株価が割安な株は、いずれ割安が解消されて後々は儲けることができる
2、割高な株でも成長企業ならば、株価がまだまだ上昇するであろう
このように、全く違う考え方の投資信託が同じ運用会社から売り出されています。
 
本当にコンセプトがしっかりしていて、運用手法に自信があるのであれば、違う考え方のファンドを持つこと自体おかしいわけですよね。

用会社も販売会社も、新設したファンドが真剣に儲かると思っているわけではなく、個人投資家がおいしいうたい文句につられて買いそうなテーマを探しているような気がしてならないわけです。

また運用報酬が成功報酬になっている投資信託には要注意です。
成功報酬といっても「プラスがあってもマイナスはない」というスタイルになっているからです。
 
運用会社は高い運用成績をあげた場合には報酬が増える一方、運用成績が悪くてもそのマイナスを穴埋めする義務はありません。

そうなるとどういうことが行われるか、というと、とにかくリスクが高くてもパフォーマンスを高めようという強烈なインセンティブが生まれます。

こういう趣旨のファンドが横行しているので、日本では長期で高いパフォーマンスを維持しているファンドが少ないという現状があるのだと思います。
 
当然、毎年高いパフォーマンスをあげている非常に優秀な投資信託もあります。
そういう投資信託はコンセプトがしっかりしています。
「割安な株を買い、割高になったら売る、その当たり前のことを長期に渡って実行していくだけ」
そんな不動の考え方で運用している投資信託もあります。

投資信託を購入する時も忘れてはならない鉄則
「金融機関がやたらすすめる商品には必ず隠されたワナがある」
そのことだけは頭に入れておいて下さいね!

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