- 寺岡 孝
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
- 東京都
- お金と住まいの専門家
-
03-6202-7622
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
■晩婚化と住宅ローン
住宅購入には住宅ローンが必要不可欠。
この住宅ローン。
ローンの返済期間は昔、25年程度が最長だった。
それが、いつの間にか30年、35年と徐々に長期化。
最近では50年なんていう返済期間さえ設定可能だ。
さて、この住宅ローン、いったい何歳で完済すべきなのだろうか?
よく言われるのは、定年時に完済できれば理想的といわれる。
しかしながら、定年も今や65歳という時代。
この65歳までに完済のためには、35年返済の場合、30歳で借り始める必要がある。
ところが、30歳での住宅購入は今の晩婚化では難しい状況だ。
35歳で結婚したとし、その年で住宅購入しローンを借りても35年返済では70歳で完済。
住宅ローンの返済は返済期間が長くなればなるほど返済額が少なくて済む。
つまり、高額のローンでも返済可能となり、物件価格が高くても購入可能になる。
そんなことを踏まえて、晩婚カップルが高額の住宅ローンを組むには注意が必要だ。
例えば、夫が40歳で妻が37歳、子どもさんは3歳ぐらいと想定。
購入したいマンションは総額5,700万円、ローンは4,500万円としよう。
40歳で4,500万円のローンは35年返済で金利1.8%固定で月144,450円。
年間で173万円程度だ。
世帯年収で500万円以上あれば、審査上は借入可能な金額。
世帯の収入にもよるが、この返済額は大きい。
これに管理費や修繕積立金、固定資産税が加算される。
となれば、月に3万から5万円はローンに加算され、20万円近く毎月支払う。
さて、25年後、つまり65歳定年時のローン残債額はいくらぐらいなのだろうか?
購入時にはローン返済の不安が増してしまうので、そんなことは誰も教えてくれない。
マンションデべは、例えば専属FPを使いマンション購入を後押しする。
ローンを組んでも安心してもらえるように、ライフプラン作成など、さまざまな説得材料を用意する。
作成したライフプランのように人生がうまくいけばいいのだが・・・
つづく…
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このコラムの執筆専門家
- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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