親子で共同名義になっているマンション

おはようございます。

名義変更については、通常、その名義分をもらうのか。買い取るかになってきます。
もらった場合には、贈与税の対象になり、買い取った場合に母親が所得税の対象になります。
どのようにするかについては、当事者の問題です。お互いが納得するように話し合うしかありません。

株式会社FPソリューション
ファイナンシャルプランナー(CFP)
辻畑 憲男

tagu2さんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『しかし、母はマンション購入時の頭金を返さないと、共有名義の解除に応じたくないそうです。』につきまして、不動産のうち土地について相続するときには、路線価を基に相続税額を算出することになりますが、建物につきましては、固定資産税評価額で相続税額を算出します。

尚、実際の売買価格につきましては、近隣の売買事例などをもとに価格が決定されることになりますので、税務署の方の回答は不適切な回答となります。

よって、マンションの価格につきましても、近隣の事例をもとに価格を決定することに一般的にはなります。

ただし、お母さんが出資金額相当額で買い取ってもらいたいということですから、場合によってはその金額で応じざるを得ないばあいもありますが、価格の決定につきましてはお母さんと良く話し合って決定するようにしていってください。

尚、ご記入されているとおり、お母さんの住宅ローン分も返済している場合には、tagu2さんの肩代わり相当額は差し引いた金額を主張することは可能だと考えます。

ただし、ご相談に関する専門家はファイナンシャル・プランナーではなく弁護士さんの方が適任のように思われますので、改めて弁護士さん宛にご相談ください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

tagu2様へ

はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回、tagu2様からのご質問につきましてお応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。

(ご参考)

1.7年前に購入のマンション4,500万円につきましては、
持分比率85%(tagu2様)と15%(親御さま)との共有名義と言われてますが、親御さまの15%(675万円)は自己資金300万円と住宅ローン375万円からなっていると思います。その住宅ローン375万円の返済は3年前で途切れてtagu2様が肩代わりしていると考えます。

2.今回、持分15%部分をtagu2様が取得(含む残債)するためには、
親御さまへの説得が最重要ですが、対税務署への関係で贈与にならないためにも親子間売買方式で持分の取得も一方と考えます。

3.では、親子間売買を正式に行うためには、不動産(宅建)業者が一般的な物件査定で価格を決めて売買されることが良いと考えます。この様な流れは専門業者が理解されていることで、一度信頼できるところへご相談されてはいかがでしょうか。

以上