対象:投資相談
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回答:5件
状況に応じて判断を
るるひめ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、例えば、世界の経済システムが崩壊して、ハイパーインフレが起こるような事態になれば、現物資産である金は、相当な価値が出てくるはずです。
しかし、利子や配当は、ありませんので、そこをどう考えるかです。
なお、金のマーケットは、世界の株式や債券のマーケットに比べると、非常に小さいですから、投機マネーが流れ込んで、暴騰したり、暴落したり、といったことも起こりがちです。
ですので、直近のチャートだけ見て、値上がりしているからという理由で、手を出せば、プロの人たちのカモになることもあるということです。
どんな投資対象であっても、値動きのあるものは、やり方次第で、結果は異なりますし、何しろ、相手は、生きた経済ですから、その対処方法を、マニュアル本にすることは、困難です。
もちろん、本を読むことも大切ですが、あくまで、それは、ご自身で考える材料を増やすものと位置づけ、状況に応じて、判断されていかれることをおすすめします。
評価・お礼
るるひめさん
ありがとうございました。金のマーケットがそんなに小さいものとは知りませんでした。素人判断で購入するには気をつけないといけないのですね。勉強になりました。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
金と資産運用
金はきわめて希少性が高く、安定した資産といえるでしょう。 宝飾品の需要に加え、産業分野での需要も安定しています。
また、金は、それ自体が持っている価値自体の普遍性があり、換金性が高いことにより、長期にわたり財産を保全するといわれます。
実物資産である金を保有することで、インフレに強い資産ポートフォリオを構築することも考えられます。
金は日々の相場変動などのリスクをともなう資産です。他の資産と異なる値動きをする金をいざという時の「守りの資産」と考えて、あくまでも分散投資する際の分散先の1つという位置付けで活用するという考え方はあってよいと思います。
評価・お礼
るるひめさん
ありがとうございました。他の回答者の方々は金は資産形成にはあまり適してないとの回答でしたが、守りの資産と考えて分散投資の分散先の一つと言う考え方もあるのですね。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
贈与、遺言・遺産分割・相続税対策なら京都・税理士法人洛まで
円満な遺産分割、生前贈与、事業承継、節税、納税資金の確保など、それぞれの着眼点から家族構成や資産構成ごとに、ベストアドバイスを行います。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
老後資金をためる場合の対象にはなりません
るるひめ 様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です
私も、老後資金のための資産形成に純金積み立てはお勧めしていません。
むしろ、国家財政の破綻、高率なインフレの到来など、他の資産に価値がなくなった場合に備える商品として価値あるものと考えています。
純金は、株や債券とは異なり、投資をすることで経済が活性化するなどの効果が得られません。
個人投資家としては、前述のような非常時に備える以外には、単に商品価格の値動きを追う投資対象となります。
また、ETFのような換金性の高い商品でなく現物を所有しますと、銀行の貸金庫等が必要になり保管コストもかかります。
なお、金の価格が高騰したのは、小さな市場にヘッジファンド等の資金が流れこんだことが大きな原因です。これまでにも金の価格が暴騰した時期がありましたが、平時に戻り社会が落ち着いた期間には低価格で推移していました。
今後もこのような価格に戻ることもありえます。その時に購入されては如何でしょう。
評価・お礼
るるひめさん
ありがとうございました。
金を除いてアセットアロケーションを考えたいと思います。
ファイナンシャルプランナー
-
資産形成としてはあまり向いていません
るるひめさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
老後資金の積み立てに純金積立は必要ないと思います。
金は有事(戦争やテロなど)の際の資産の目減りを防ぐためには有効ですが、右肩上がりに価格が上がるものではありません。
金の価格の推移をご覧ください。
それに配当や分配など利息がつくこともありませんよ。
将来貴金属を購入したいとお思いでしたら、積立もいいでしょうが、老後資金の資産形成としてはあまりお勧めしません。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
るるひめさん
ありがとうございました。
金についてはアセットアロケーションから除いて考えてみようと思います。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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補足商品として長期保有
るるひめさん、今日は。CFPの小林治行です。
「純金購入や純金積立については触れていない・・・」と言うのは、無視ではなくて多分メジャーではないと言うことでしょう。
1.メリット
純金積立とは金投資の一つで、毎月一定額を積立で購入する仕組みです。金が高ければ量は少なく、金が安ければ量を多く購入できるものです。これにより全体的な購入コストを引き下げる効果があります。(ドル・コスト法と言う。)月々3000円程度から利用できます。
2.デメリット
手数料が高いこと。金利がつかないこと。金そのものが海外産であり、価格リスクやカントリーリスク、更に為替リスクなど予測がつかないリスクがあります。
3.税金
売買益は総合課税の譲渡所得。但し継続的に売買を行っている時は雑所得。
4.アドバイス
金投資には純金積立以外に金地金、金コインや金ETFなどがあります。
金投資の目的はそもそも株式や債券投資とは別の「有事の金買い」と言われ、戦争や天災などがあった時や、インフレ時に価値を発揮します。
金投資は飽くまで補助としてお考え下さい。ですから、アセットの中でも、全体の5%、多くて10%程度でしょう。その代わり、頻繁に売り買いをするものではない。
簡単さや手数料から考えると金ETFがお勧めです。株式のように売り買いが簡単で、手数料が安く、又税金も申告分離課税です。
更に詳しくはこちらへ;
[[http://kobayashi-am.jp/mail_consulting/index.html]]
評価・お礼
るるひめさん
ありがとうございました。
購入する時はドルコスト均等法でと思っていました。金については実物資産を保有出来ることが魅力でもありましたが、金のETF等もあるのですね。勉強になりました。
るるひめさん
純金積立はどうかしら?
2009/08/02 18:36金は経済が上手く行ってない時に値段が上がり、それと実物資産であると言うところが良いと思うのですが金のETFだと現物交換することは出来るのでしょうか?
るるひめさん (愛知県/44歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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