対象:住宅設計・構造
この度自宅の裏に新築の家がたつことになりましたが、こちらの境界線との距離が10cm位しかありません。境界線から自宅建物の距離は2m位あり、その間は畑になっています。その家が建つと庭への日当り及び自宅への日当りがとても悪くなると思われ、不安です。民法上50cmは隣地から距離をとることになっているようですが、そのような決まり事は、設計の段階などで考慮するようになっていないものなのですか。もう基礎工事の枠が打たれている段階でこちらからお願いしないと考慮してもらえないのですか
ひーくんささん ( 長野県 / 女性 / 45歳 )
回答:4件
50cmにも例外があります
難しい問題ですね。
耐火構造で特定の地域の場合、隣地に接して建築できるケースがあります。
逆に、厳しい地域では、1m〜1.5m話さなければいけないケースもあります。
必ず、民法の50cmが適用とは限りません。
判例でもそうなっているようです。
相手も確認申請を取り合法的に工事にかかっていれば、難しい面も出てくると思います。
これ以上は私の立場では言えません。
参考になれば幸いです。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
早急に具体的な間取りを見せてもらってください
民法上は、住居地域を主体として50cmというものはありますが、用途地域はどのようになっていますか?
あと、境界線から10cmぐらいという話ですが、基礎工事の時、隣地から50cm離れた建物でも地面の掘削などで境界線ギリギリまで掘ることがあります。
出来れば、建物の配置図などを見せてもらい境界線からどれだけ離れているか?を確認されるといいですよ。それと配置図に使われている敷地の境界線が間違っていないか?も見せてもらうといいでしょう。長い付き合いになるでしょうから、はじめが肝心になると思います。ぜひやってみてください。
八納啓造
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?
私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
八納 啓造が提供する商品・サービス
家づくり全般で分からないことがありましたらいつでもご相談ください
佐藤 靖生
建築家
-
境界線の勘違いについて
ひーくんささん、初めまして。佐藤靖生と申します。
境界線との距離が10センチとは極端ですね。外壁の外側からの距離とすると
ほとんど「塀」ですね。
気になるのはひーくんささんと、お隣の敷地の間に畑が有るのですね。
畑とお隣の隣地境界線の境は塀などで、分かる様になっているでしょうか?
まさか、隣地境界線を間違えている様な事はあり得ないと思いますが、
確認されても良いでしょう。
本当に稀ですが、隣地境界線を勘違いしたまま設計されている事も有るのです。
新しく分譲した土地ではありえませんが、以前に似た様な相談を受けて
調べてみると越境していた事例がありました。
どうしてそのような事になったかというと、設計者は営業の方が撮った写真を
頼りに設計を’していたのです。ちょっと理解できませんが、参考にして下さい。
敷地に関しては登記所ですが、管轄の「建築指導課」などに行って相談する事で
次のアクションが見えるかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、間違っていないとなると配置変更とはいえ確認申請の内容を
変更する事になり手間がかかりますので、早い判断が必要でしょう。
この様な問題は多く見聞きします。都心の様に密集している場合を除き
周辺のご近所と併せる等のマナーが欲しいですね。
前にも質問コーナーで書かせていただきましたが、設計者側の配慮が欠けて
いる場合も多いのが現実です。
佐藤靖生建築研究室
HPはhttp://www.asahi-net.or.jp/~ct7y-stu/
ブログはhttp://d.hatena.ne.jp/ystu/
安藤 美樹
建築家
-
すぐにでもお話あいを。
ひーくんささん、
こんにちわ。安藤建築事務所の安藤です。
これほど、境界線との距離がないと、工事中も、ひーくんささんの土地に入ってくるのではないかと、心配になります。
そういう説明もないまま、基礎工事までいかれていることの事実。
すぐにでも、建物のご説明を受けられたほうが良いですね。
お話あいが、納得いくようにすすめばよいですね。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A