対象:住宅設計・構造
回答:5件
集成材やその他について
すずぱぱさん ご質問ありがとうございます。
集成材の件、不安なところですよね。
子供さんがアトピー持ちだという観点からお話しします。
集成材は、この十数年で飛躍的に改良が進み、とても良い材料として変化してきました。
なので、情報レベルでお話しすると問題はほぼなさそうにも思われます。
ただ、心情的な部分から考えると、集成材を使わなくても家が建てられるので、その選択肢を考えらるのも1つでしょう。
それと、もう1つ。構造材だけではなく、内装材をどういったものを使うか?もアトピー等に対してより重要です。最近は4☆という表現で、シックハウスに対する素材の程度を測ることができますが、基本的には天然素材を使ったものの組み合わせを考えるほうがいいでしょう。
出来れば、その辺りに詳しい工務店や設計士に相談されることをお奨めしますよ。
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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構造材・内装材・間取りと・・・
はじめまして(有)comfort lifeの奥田と申します
すずパパ様が心配されているご質問を、最近をよく耳にいたします。
シックハウス対策について、調べれば調べるほど 最近の住宅作りから、懸け離れていくように感じます。
以前、お客様がログハウスに住まれ お子様の「アトピーが良くなってきたのです。」とおっしゃられていました。喘息についても聞いたことがあります。
そんなことを思い出し、返信させていただきました・・・
お子様のアトピーの度合にもよるのでしょうが、
アトピーの症状まで現われていなくとも、体に影響を及ぼしているのは現実かもしれません。
・構造材については、集成材だけでなく ムク材での方向も視野に入れられてはどうでしょうか?
・内装材についても、珪藻土塗などの天然素材・・・吸放湿作用(カビ・ダ二・アトピー
吸着・脱臭(有害物質)
ムク材フローリング材・・・・交感神経を抑制(睡眠促進)
モミの木(花粉症に良いそうです)
イグサ ・・・・心を穏やかに(空気清浄作用)
竹 ・・・・(調湿作用)
他にもたくさんあるのですがあくまでも、ご参考までに・・・
・間取りについても、お子様の部屋の位置や 風、光などの環境も考慮されて
写真1【壁、珪藻土】【構造、桧】【床、檜フローリング】
写真2【壁、すさ入りジュラク&ゴマ竹】【構造、杉材】
コストなどもあるでしょうが、いろいろな角度から お子様の環境を考えてあげて下さい。
せっかくのお家ですから 楽しんで、納得されて進めてみてくださいね。
応援しております。
http://comfort-design.org
回答専門家
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記事制作に関するご相談
本田 明
工務店
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生半可な知識を書き込むより、リンクのページをどうぞ
<アトピー持ちなので数値上問題なくてもやめた方がいいのか、
生半可な知識を書き込むより、詳しい解説のリンクをつけた方がよいと思いました。
少し、いろいろなHPを当ってみましたが、
このあたりのページを参考にされてはいかがかと思います。
◎愛知県衛生研究所>衛生化学部生活科学研究室>シックハウス症候群
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/sickhouse1.html
◎NPO住宅110番>特集・化学物質過敏症
http://npo.house110.com/sickhouse/
私の甥(妻の妹の子ども)が、かなりヘビーなアトピーで、
いつも、近くで見て大変そうだな〜、と思っていました。
ただ、まじめに考えれば考えるほど
どの化学物質に反応するか、どれくらいの量で反応するかについては、
個人々々により、千差万別のようなので、一概にお答えできない、
というのが結論になりそうです。
かなりご心配なら、まず、お医者さんで
どのような物質に過敏に反応してしまうのか?
それを探り出す辺りから、物事を始めなければならないようなきがします。
補足
そういう症状と無縁な私ですが、
シックハウス関係の建築基準法が改定される以前では、
新築物件に入ると、変なにおいが強かったり
日中日差しがサンサンと入り込むような部屋では
目が痛くなり頭痛がするような思いをしたことがありますが、
法改正後は、そういう極端なことはなくなった、
法律というものはそれなりに効果があるものだと、
感じたことは事実です。
宮原 謙治
工務店
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木を囲う家は・・・・?
大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
集成材を使って建てる家が多くなってきていますので、見積を依頼された工務店も同じ仕様で見積されたのでしょう。
集成材を扱うメーカーや材木屋・建築士・工務店など専門家と言われる人はその商品の欠点は中々言わないでしょうね。
家造りは昔から、木(気)づかい・木(気)配り・木(気)組みと言われてきました。それは木の癖を知ることが家づくりには不可欠だったからです。
しかし、現代住宅は木を生かして使うと言う考えでありません。
鉄やコンクリートと同じように単なる構造材と言うハードとしてのとらえ方ですから、木を囲ってつくる家になっています。すなわち大壁づくりの家ですね。
私は、木を囲わない家を奨めています。それは真壁づくりの柱や梁などが見えるような現しの家です。
木を囲うと、困ったと言うことになりますね。すなわち木が困るのです。
木も人間も呼吸をして生きています。人間に頭からビニール袋をかぶせたような家ですから、息苦しいですよね。
ですから、木が怒ったのです・・・・そしてシックハウスの家が誕生してしまいました。
木の次は、人間も困ったしまったのです。
24時間換気扇を回し続けなければ住んだらいけない家を私はまともな家だとは思いません。
おかしな家であり、無理のある家ですから、そこに住む人間が必ずその弊害や後遺症に悩まされると思います。
集成材を使わず、人間と同類の木材を生かした家づくりは、エコの住まいであり人間にも地球にも優しい家だと思うのは、間違いなのでしょうか?
西尾 昌浩
建築家
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五感を大切に
はじめまして、すずパパさん
アトリエGivensの西尾と申します。
よろしくお願いいたします。
さて、お子様のアトピーご心配のことと存じます。
我が家にも3人の子供がいますが、成長過程でアレルギー・喘息などに悩まされた時期がありました。
私のお客さまの中にもお子様のアトピーを機に建築や食に関心を持たれた方が多いです。
中には 専門家以上にご自身で調べられている方もおられます。
現在の建築材料はお客様からのクレームを回避するためや造り手の都合でできた材料も多く見受けられます。
これらの均質的な材料は確かにクレームは少ないですが、人間の五感にうったえるものも少ないです。
杉や桧の自然な香り、木目の美しさ、土壁に囲まれた空間の爽快な空気感、つるつる ざらざらな表情、自然材料ならではの色 艶などなど・・・
これらの自然材料でできた住宅の空気感は明らかに前者と異質なものと感じることでしょう。
また、光・風・緑なども有効に取り入れることも大事ですよ
さらに、何よりアトピーに負けないぐらい家族が和して楽しめる空間づくりが大切だと思います。
これから家造りを進める上でこんな感覚を大切にされるとどうでしょうか
どうか頑張ってください
http://jia-kinki.org/jyutaku/html/masahiro-nishio.htm
(現在のポイント:-pt)
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