対象:投資相談
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35歳、未婚女性です。医療系専門職として15年になります。年収は500万弱です。
先日、田舎の親より、そろそろ老後対策として個人年金保険の加入検討をすすめられました。銀行よりも利子のいい積立貯蓄に似たもの、定年まで働いたとしても、年金支給までの5年間の生活の足しになると思い、元本保証タイプの資料請求をしたところです。
3年後の38歳で、今加入している生命保険が満期になるので、経済不況でもあるし、医療保険を県民共済等の掛け捨てタイプに変更し、生存給付金約160万+10000円毎月積立で個人年金保険に加入してもいいかなと思っていました。
しかし、どこの個人年金は、加入時の年齢が37歳をさかいに積立金額が10000円以上から20000円以上となるので、前倒しで加入するかどうか、以前より気になっていた金・プラチナ積立をしようか、そもそも、利子のいい銀行の定期に預けておいた方がいいのではとも考えています。
そこで、専門家の先生達にアドバイスを頂きたく存じます。よろしくお願いします。
追加;現状の金融資産です。
毎月手取りの約40%以上を貯蓄・資産運用にまわしています。
内訳は、貯蓄(60000円)社債積立(10000円)投信積立4本(40000円)。です。
ポートフォリオ
全体の3割が普通貯金・定期貯金・積立貯金3割が社債・生命保険の生存給付金、残りの4割を資産運用しています。
その4割の内訳が、
国債25%、国内株式(投信・個別株)30%、国際債券(投信・MMF・FX)20%、国際株式20%(投信。先進国・新興国半々)その他(投信。リート、金ETF)5%です。
30%ほど目減りしています。
うらじさん ( 京都府 / 女性 / 35歳 )
回答:3件
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
2
個人年金保険の加入はおすすめしません。
うらじ 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャル・プランナーの釜口です。
よろしくお願いいたします。
結論から申し上げますと、現状では個人年金保険を老後の生活費と考えて加入するはおすすめできません。
総支払保険料と受け取り年金総額を比較して下さい。
超長期の運用(年金受取満了までで30年以上)で、115%前後にしかならない金融商品です。
元本確保したいということでしたら、ネット銀行などの定期預金の方が断然良いでしょう。
保険商品でお考えであれば、長期定期保険の短期払い(10年や15年払い)の方が断然率が良いですよ。
しっかりとしたポートフォリオを構築されておられるわけですから、長期的視点に立った資産運用に資金を振り向けられた方が良いかと思います。
ちなみに保険の生存給付金はタコがタコ足を食べているようなものですよ。
やめましょう。
生存給付金につきましては、過去の私のコラムをご参照下さい。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/column/detail/44045
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
以上よろしくお願いいたします。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
2
変額個人年金は要検討。
CFPの小林治行です。
個人年金保険とは変額個人年金の事かと思いますが、これは2年位前まで銀行や郵便局を中心に良く売れました。実態はグローバル債券や株式の運用ですが、リスクを少なくして将来の年金補填に当てましょうと言う銀行の性格にあっていたからでしょう。また、銀行としても手数料が良かったのも事実です。
しかし、07年からのアメリカのアブプラム問題以降、市場が低迷した事により、運用が下がってきました。本日('09/3/9)の日経によれば、変額年金の撤退や縮小広がると報じています。
特に「最低保証」負担が重いと言う事で、三井生命は昨年4月〜12月で430億円の赤字とか。
他の銀行も同じ傾向を持っていると考えて良いでしょう。
私がお勧めしていました某社の2%保証保険はいきなり取扱中止になりました。
この時期銀行がリスクを負って元本保証は出来るとはなかなか言えないでしょう。
市況は今しばらく不安定ですから、時間と銘柄を分散されて毎月定額を投資するタイプが
最も安定するでしょう。
金融機関で劣後の社債を2.8%くらいで発行しているようです。
期間7年ですが、その前に償還になるかも知れないとのことですが、新聞によると申し込み多数で
売れているようです。
ファイナンシャルプランナー
2
老後への備えは保険である必要はありません。
うらじさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
老後資金は保険である必要はありません。
まず、60歳までにいくら必要かを考えてみるといいでしょう。
すでに、運用もされているわけですが、それは何のための資金でしょうか?
それも合わせて、今後必要となるお金を割り出してみましょう。
運用は目的があって初めて配分が決まります。
マネープランを作成してみるといいでしょうね。
またちょっと気になったのですが医療保障は生涯あったほうがいいと思いますよ。
共済は60歳以降の保障が少なくなりますので、終身タイプの医療保険をお考えください。
金やプラチナ積み立ては利息を生まない商品です。
老後資金などは利息を元本に組み入れて複利で運用できるものの方が効果的です。
楽しみ程度の金額でされる方がいいと思います。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
補足
別スレッド追記を拝見しました。
運用されている資金の目的にマンション購入が入っているとすると、リスクが高いですね。
これの一部を老後資金として考えて、生存給付金+積み立て分は預貯金や円建てのMMFくらいの安定運用で頭金に充当したほうがいいでしょう。
うらじさん
ありがとうございます
2009/03/13 01:12釜口様 ありがとうございます。
他のアドバイザーの方々からもコメントいただきましたが、所得税控除と強制積立貯蓄というメリットはあっても、老後の生活費確保としては、保険会社の存続や破綻時の保障を考えても、1000万まで元本保証のある銀行の方がストレスは少なそうですね。
ありがとうございました。
うらじさん (京都府/35歳/女性)
うらじさん
ありがとうございます
2009/03/13 01:22小林様 ありがとうございます。
元本保証タイプの個人年金保険を検討していましたが、36歳の誕生日、さらには掛け金の選択肢が狭まる38歳のまでに今しばらくありますので、加入についてもう少し考えます。
100年に一度のマネーショックと信じ、るいとうは続けていきます。
ありがとうございました。
うらじさん (京都府/35歳/女性)
うらじさん
ありがとうございます
2009/03/13 01:30羽田野様 ありがとうございます。
終身の生命保険について調べてみます。
死亡保障よりも、生存中の保障を厚くする内容へ見直しを含めて考えます。
金・プラチナ積み立てについてもありがとうございます。広告に踊らされないために、しっかりと勉強します。
ありがとうございました。
うらじさん (京都府/35歳/女性)
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