対象:住宅設計・構造
回答:1件
野平 史彦
建築家
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ご参考まで
からあげ天国さん お久しぶり
勉強熱心なからあげ天国さんに専門家もついてゆくのが大変なのか、なかなかレスがつきませんね?
太陽光発電システムについてですが、ソーラーパネルは最も発電効率の良い角度で太陽光を受けようとしている訳ですから、夏場にかなり熱くなるのは当然ですが、それは屋根材以上の温度になる訳ではなく、屋根材と同等の熱さになると思われます。
屋根からの伝熱を抑えようと考えるなら、屋根の上にソーラーパネルを乗せた方が確かにいいかもしれませんが、それにさらに意匠性を考慮しようとすれば、パネル面に合わせて屋根の上に置屋根をつくる手はあります(置屋根は、最近ヨーロッパで意匠的に見せたい屋根を設計する時によくやる手法です)。
しかし、ソーラーパネルも屋根材一体型のものも各メーカーから出ていますから(例えば、クボタのエコロニーやシャープのサンビスタなど)、普通に屋根断熱をして使用できるのではないかと思います。
こういう話しは、その家をどんなデザインにしたいのか、ということで決まってゆくことですから、漠然とどうするのがいいのかという話しはできないのですが、、
ご参考まで
評価・お礼
からあげ天国さん
ご回答ありがとうございます。
安藤教授といえば,私の中では「板倉造り」「越屋根」「置屋根」の三点セットです。越屋根と置屋根については,『風と建築』(INAXギャラリー)などで紹介されています。
これからもブログ等拝見させていただきます。
様々なアイディアを楽しみにしています。
からあげ天国さん
ヨーロッパの置屋根について
2008/12/13 22:43いつもありがとうございます。
筑波大の安藤邦廣教授が先人の知恵を現代風にアレンジした置屋根をある本で紹介されていましたが,それを見たとき,ソーラーパネルこそ新時代の置屋根ではないかと感じました。これから先太陽光発電は間違いなく増えていくことでしょう。それならソーラーパネル仕様の屋根が研究されるべきだと思います。実際に研究されていることを期待して質問したのですが,レスがつかないところを見ると,同じように考えている人はなかなかいないようですね。
意匠性から一体型のものが出ていますが,私の中ではこれは論外です。ソーラーパネルを載せるのなら置屋根にしないともったいないと考えます。
野平さんのコメントにヨーロッパの置屋根のことがありましたが,これは意匠性のみでしょうか。参考になるようでしたら何か情報をお願いします。
からあげ天国さん (宮崎県/41歳/男性)
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