対象:投資相談
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3年前に子供の教育資金200万を国債5年固定にしました。
今回また教育資金が100万円が貯まったのでその運用を海外債券の複利にしてみようと考えています。
でも我が家にはこれ以外の貯金がありません。
今100万円全部を運用に使うことに不安があるので少ないけど50万だけを運用資金にしようかとも考えています。万一予想外の出費があったときのことを考えてです。
貯金は順調にいけば3年後にまた100〜150万貯めることができます。
地元の地方銀行の証券グループに相談して数日後訪問してくれることになりました。
私に判断する力があれば他の証券会社も考えたいのですが、地元で信頼の厚い銀行の証券グループなら安心かなと思っています。安易すぎるでしょうか?
投資国は、英国、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデンの5カ国です。
ローリスク、ローリターンでいきたいと思います。大丈夫でしょうか?
この先まず最初に大きな教育資金が必要になるのが10年後、次に15年後となる予定です。
なので今回の資金は10年運用するつもりでいます。
本当はこの他にも住宅ローンの繰上げ返済700万くらいと、老後の資金も貯めなければなりません。
現状では全く貯められていません。
そのことも不安で海外債券に踏み切ることにしました。
?今回運用する資金は100万か、50万か。
?証券会社の良し悪しを判断する力がないので地元の地方銀行の証券グループで良いか。
?投資国は上記の5カ国で堅いか。
?どのような方法で投資していくのが良いか。
この4点についてご意見を聞かせていただけるとありがたいです。
ちびトトロさん ( 静岡県 / 女性 / 30歳 )
回答:6件
海外債券の購入について
ちびトトロ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
海外債券にチャレンジされるとのこと。
海外債券を直接購入されるという理解でよろしいでしょうか。
証券会社は、どこでも構わないと思います。
大切なことは、勧められるがままではなく、ご自身で判断することです。
ただ、ご希望の、英国、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデンの5カ国の債券をそこで購入できるかどうかが問題です。
海外債券は、新発債と既発債がありますが、タイミング良く売りに出されていないと、購入できません。
また、最低購入単位がありますので、50万円の予算で、5カ国の債券を購入するのは、難しいかもしれません。
購入が簡単なのは、海外債券の投資信託です。
おそらく、訪問してくださる方から、ご案内があると思いますが、最低1万円から購入できるものが多く、投資対象にご検討されている国の債券が含まれるものもあるはずです。
5年固定国債からのステップアップのようですが、将来のことを真剣に考え、チャレンジされるのは、素晴らしいことと思います。いろいろ調べながら、頑張ってみてください。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
評価・お礼
ちびトトロさん
回答ありがとうございます。
1万円から購入できるものが多いということなので、50万円で予算が少ないようでしたらそちらも検討してみようと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
ほかの商品も検討されては?
ちびトトロ 様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
文面から推測すると、英国、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデンの債券に投資する投資信託のようですね。
気をつけておくべきことは、これらの国の金利がその国の通貨表示では高くても、円に換算するとそれほど高い利回りが期待できるわけではないということです。
以下はご質問のあったことに対する回答です。
>今回運用する資金は100万か、50万か。<
強いて言うのであれば50万円
>証券会社の良し悪しを判断する力がないので地元の地方銀行の証券グループで良いか。<
会社ではなく人だと思います。正しい知識と常識のある人であればよいと思います。
>投資国は上記の5カ国で堅いか。<
堅くありません。上記5カ国はすべて資源国です。景気が悪くなるときは同じ要因で悪くなる可能性があるということ。もっとも、英国はすでに景気後退期に入っているといわれていますが。
>どのような方法で投資していくのが良いか。<
一般的には分散して投資するドルコスト平均法でしょう。
評価・お礼
ちびトトロさん
明確に回答していただきありがとうございます。
回答を読ませていただくと、投資国についてもっと検討したほうが良さそうですね。
ドルコスト平均法も気になっていたので、それがお勧めということでしたら前向きに検討していこうと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
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ドルコスト平均法を上手に活用しましょう
ちびトトロさん、はじめまして。
''オールアバウトフィナンシャルサービス登録IFAの田口智隆 ''です。
運用期間が10年あるちびトトロさんに知っていただきたいのが、
ドルコスト平均法を活用した運用方法です。
具体的には、コストの安いインデックス投資信託を
「毎月」「定額」「積み立て」をする方法です。
今ある100万円を、
例えば毎月10万円ずつであれば10ヶ月に分けて購入することで、
買い付けコストを低くすることができます。
それから、証券会社についてですが、
証券会社がオススメする投資信託は概して手数料が高いものが多く
注意が必要です。
運用成績に大きな影響を与えるのが''コスト''です。
この点を軽視してしまうと、大切なお金を運用して増やすはずが、
証券会社に儲けられてしまうということになってしまいます。
今は、販売手数料=ゼロで信託報酬1%以下という安いコストで
国際分散投資ができる''投資信託 ''があります。
私が実際に長期での運用をしている投資信託で、両親や兄弟にも薦めて
いる具体的な投資信託についてはお手数ですが''こちら ''よりお問合せください。
私からのアドバイスがちびトトロさんに少しでもお役に立てると
嬉しいです。何かございましたら気軽に声をかけてください。
評価・お礼
ちびトトロさん
回答ありがとうございます。
初心者の私にも分かりやすい説明で興味が持てました。
手数料のことも考えないといけませんね。
いろいろな商品を比較したわけではないので手数料の安い高いについては今のところ無知です。
もっと勉強してから決めないといけませんね。
ありがとうございました。
回答専門家
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
方法はいろいろあります。
はじめまして、ちびトトロさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
>私に判断する力があれば他の証券会社も考えたいのですが、地元で信頼の厚い銀行の証券グループなら安心かなと思っています。安易すぎるでしょうか?<
「餅は餅屋」と言います。
やはり専門は専門です。
銀行では投資信託などは取り扱い始めてから日が経ってないように思います。
>今回運用する資金は100万か、50万か。<
まず50万円を一括購入されて、その後に残りを積み立てと言う方法でやられても良いと思います。
>証券会社の良し悪しを判断する力がないので地元の地方銀行の証券グループで良いか。<
これは上記のように思います。
>投資国は上記の5カ国で堅いか。<
欧州も景気後退が懸念されてきていますので、金利低下も考えられますので、この資産配分は偏っているのではないかと思います。
>どのような方法で投資していくのが良いか。<
いろいろな状況やリスク許容度によって変わってきますが、長期投資、分散投資を心がけられているので、あとはしっかりとしたアドバイスをしてもらえる事が必要ではないでしょうか。
インターネットや書籍などは一般的な考え方ですので、オンリーワンのアドバイスはいろんな条件によって変わってくると思います。
3年で100万円〜150万円を貯められるのであれば、投資信託の積み立てを考えられてはいかがですか。
分散投資という中には、時間の分散と言う考え方もあります。
時間を分散する事で、価額が安い時も高い時も自動的に買い付けるので、購入価額の平均がとれます。
住宅ローン・教育資金・老後資金と複合的に考えられるのはFPだと思います。
将来設計をするためにFPに相談される方が良いと思いますよ。
評価・お礼
ちびトトロさん
明確な回答をありがとうございます。
投資信託の積み立てを考えてみたほうがよいということなので、内容を詳しく聞いて検討してみようと思います。
私も興味があったので。
ありがとうございました。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
海外債券はリスクの大きな商品です
ちびトトロ様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
ご質問に対して、お答えします。
3.投資国は上記の5カ国で堅いか。
外国債券は、ローリスク・ローリターン商品ではありません。為替リスクが極めて大きな商品でする
企業年金連合会が発表している、円換算(外国通貨で利回りが大きくても、円に戻す時に為替の影響があります)リターンは2.5%です。一方リスクは12.5%ありますので、運用成績の68%は単年度で-10.0%〜+15.0%の範囲に入ります。また最悪ケースでは22.5%のマイナスが発生します。
因みに日本債券(国債も含む)は単年度の運用成績の68%は-3.5%〜+6.5%の範囲に入り、最悪のケースでも-7.0%に止まります。
なお、毎月分配型の海外債券を対象とする投信は資産形成に不向きな商品です。もし、海外債券をお選びになるのでしたら、無分配のインデックス・ファンドでノーロードの証券会社からご購入ください。(お取引のある銀行で取扱していない場合は、下記の手順でお探しください)
多分配型の投資信託
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/17404
1.今回運用する資金は100万か、50万か。
住宅ローンの返済は無リスクで利息分が収益と看做せる有利な投資先です。借入金がある場合には、貯蓄よりも返済を優先するのがセオリーです。繰上げ返済ようの資金にされるようお勧めします。(売り手の利益が減る投資になります)
2.証券会社の良し悪しを判断する力がないので地元の地方銀行の証券グループで良いか。
残念ながら、数多くの事例で、「売り手の利益は買手のコスト」という事態が発生しています。中立的な判断をお求めであれば、独立系の専門家で商品を販売しない方をお勧めします。
補足
4.どのような方法で投資していくのが良いか。
住宅ローンがある場合は、投資をお勧めしません。投資の良し悪しを測る指標として、シャープレシオがあります。この式は
(期待リターン-無リスク商品のリターン)÷リスクで測ります。従いまして、借入金がある=無リスクでリターンが得られますから、返済を進め完済後に返済と同額を投資に回される様お勧めします。
また、ローリスク・ローリターンの場合には、定期預金、円のMMF、日本債券をお勧めします。1970年1月から2007年12月(456月次)のデータによれば、定期預金のリターンは3.6%でインフレーションは3.2%ですから、インフレによりも高いリターンを得ています。この数値は通常売り手は使用しません。
様々な実証研究によれば資産運用の成果への影響の91%は資産配分による報告されています。
従って、投資をする際には、定期預金、日本債券、日本株式、海外債券、海外株式に分散投資をはかり、インデックス・ファンドでポートフォリオを組まれるようお勧めします。
なお、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
繰上げ返済は、返済額がある程度纏まった際に行うものです。例えば今回お考えになっている100万円(多くても200万円)で銀行は受け付けます。そして、返済額に相当する期間が短縮されます(期間短縮型の場合)。
繰上げ返済についてのお答えは宜しければご質問下さい。
info@officemyfp.com
評価・お礼
ちびトトロさん
丁寧に回答していただきありがとうございます。
URLも読ませていただきました。
初心者の私には思いつきもしない発想でした。
借入金を先に返すようにとのご指摘をいただき私もそう思うのですが、繰り上げ返済は約30年後、教育資金が必要になるのは10年後と15年後です。
今ある資金で繰り上げ返済をしてしまうと教育資金が必要な10年後に資金が無いという状態になってしまうのでそれは無理かと思います。
同時に貯められたらいいのですがそこまでの余裕もありません。
分散投資は心がけていこうと思います。
ありがとうございました。
恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
-
債券ついて
ちびトトロ さん
こんにちは、FPの恩田と申します。
債券などの投資商品を選ぶポイントは取扱い会社ではなく、債券を発行する国や企業の信用格付けがどうなっているかで検討します。
信用格付けはAAA〜BBBが投資適格、BB以下が投資不適格になります。
1)今回運用する資金は100万か、50万か。
今回の投資で貯金を「0」にすることは止めましょう。投資信託を活用した運用でしたら
毎月積立投資を活用することにより、時間分散してリスクを軽減してみてはいかがですか。
2)証券会社の良し悪しを判断する力がないので地元の地方銀行の証券グループで良いか。
証券会社のサポートの良し悪しと債券の良し悪しは関連がありませんので、まずは投資先の 信用格付けを確認してください。後は今回投資する商品に関して、ちびトトロさんの疑問点に
的確に回答してくれる金融機関から購入されたらいかがですか。
3)投資国は上記の5カ国で堅いか。
信用格付け以外で考えた場合に、上記5カ国は英国以外は債券市場が小さいために世界経済
の状況により、米国、日本、ドイツなどに比べ変動幅が大きくなる可能性があります。
4)どのような方法で投資していくのが良いか。
時間分散するような投資方法が取れるのであれば、時間分散をしてドルコスト平均法の効果を
期待した投資方法がいいでしょう。
評価・お礼
ちびトトロさん
分かりやすい説明をしていただきありがとうございます。
今回は格付けだけで投資国を選んだのですがもう少し考える余地がありそうですね。
時間分散することがリスク軽減に役立つようですし、貯金もゼロにしたくないのでドルコスト平均法を前向きに検討していこうと思います。
ありがとうございました。
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