対象:企業法務
最近はあらゆる媒体で頻繁に目に付くようになってしまった偽造身分証による携帯電話の契約詐欺犯罪があります。
さて、私は古物商を営むにあたって、まだ競合の少ない早期から、携帯端末の買い取りと販売を手がけて参りましたが、少しでも安く新機種を入手するする為に、我々の様な業者から端末を購入して機種変更を行うユーザーは年々増え続けている現状があります。一方で、その新品同様の端末を我々業者に持ち込んで買い取りを依頼される方達も増加し続けています。しかし、そこには前述した様な不法手段で入手した端末が多く紛れ込んでいるのも残念ながら事実の様です。
私としては、許可を受けて営業しているれっきとした業者ですし、そうである以上、法を遵守する事は当然の義務になる訳ですが、身分証の提示や必要書類へのサイン等を徹底する事意外、疑わしいと判断した場合にそれを丁重にお断りをする他は、何ら効果のある手立ても無いのが実際のところとなります。
最近は逮捕者の証言がきっかけとなり、逮捕にまで至ってしまうという同業者達が後を絶ちません。もちろん、中には利益に目が眩み、違法性があると知った上での買い取りをしていたり、酷いものはその活動にまで関与していた業者が存在するのも事実の様です。
しかし、これが完全に身に覚えの無い事実に反した証言であった場合においても、任意同行を求められたり、場合によっては捜査令状や逮捕状を盾に勾留されてしまう例も、既に存在している状況です。
定められた手続き踏むのはもちろん、出来る限りの予防を実行し、正しいと胸を張れる商売をするという姿勢と行動以外に、この現状から身を守るには一体どうすれば良いのでしょうか?
ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
駆け出し古物商人さん ( 東京都 / 男性 / 35歳 )
回答:1件
問題となりそうな場合は警察と相談しつつ対応
古物営業法などの行政的な規制の場合、その法律の運用がどのようになされているかが極めて重要な問題になります。古物営業法にはその内容の詳細を決める施行令など様々なルールがあります。従いまして、問題になりそうなケースの場合には、管轄の警察署に問い合わせてどのようにすればよいかを確認しつつ行うことが重要になります。法律を守ろうとする態度が常にあれば、警察もきちんと相談にのってくれると思います。トラブルに巻き込まれないようにがんばってください。
フランテック法律事務所
金井高志
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回答専門家
- 金井 高志
- (弁護士)
- フランテック法律事務所
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