対象:マッサージ・手技療法
3月中旬、ケアハウスに住む91歳の母が転倒して顔面打撲、左肩脱臼で入院しました。元来持病のヘルニアの症状はありましたが、当時左肩周辺の痛みが強く、当初冗談半分でヘルニアが痛みが治ったと勘違いする程でした。暫らく安静の数日後、これからリハビリという段階になってヘルニアの症状が強く出て、寝返りも出来ない状態になりました。今まで下肢の痛みの対策としては、ブロック注射を定期的に打ってもらい誤魔化していた状態でしたが、それも全く効果がなく、主治医と相談の上、手術に踏み切りました。病名は腰部脊柱管狭窄症です。認知症もあり本人が手術を怖がったり泣いたりで説明や納得させるのも大変でした。手術の説明の際、主治医から下肢の痛みが術後も取れ難いとは伺っていましたが、案の定、術後も痛いと訴えるばかりで辛そうです。家族として食事の世話や身の周りの世話をしますが、転倒して1ヵ月を過ぎたのに歩けないでいて筋力も落ち、認知症も進み気が気ではありません。脱臼した腕も心配だし、導尿や便秘、色んなことが頭にあって心配です。本人が痛みを訴えても少しずつ騙しながら身体を動かしていくことが必要だと考えていますが、下肢の痛みはこの先ずっと続いていくものでしょうか?それと本人の希望のまま、安静にさせておいておくことが良いのでしょうか?術前は身体を横向きのまま、食事も寝たままでした。じっとしていると痛みもそれ程でないようです。心を鬼にして、動かすことが必要でしょうか?お伺いします。
kyouちゃんさん ( 富山県 / 女性 / 54歳 )
回答:2件
すごく難しい判断です
よくこのような相談を受けます。
正しい答もなく、ものすごく難しい問題だと思っています。
リハビリと言う観点だけでは、心を鬼にしても動かす必要があります。
しかし、難しいのは、年齢です。
おそらく、お母様も「もう先がないので放っておいてくれ」と言ったニュアンスのことをおっしゃると思います。リハビリで最も重要なのは「本人のやる気」なので障害になります。
無理にでもやらせる方法もあると思いますが、効果も上がらず(年齢的な要因もありますが)、両者に多くのストレスがかかることもあります。
文面だと冷たいよう感じると思いますが、
内臓の状態(病気か何かで弱っている)なども考慮に入れ、両者にとって最善の策を考えてみて下さい。
お力になれず、申し訳ございません。
評価・お礼
kyouちゃんさん
夫と二人で母と義父をみています。夫と結婚して十年程なのに頻繁に母が怪我をして迷惑を掛けています。認知症の人に感情的に怒ってはいけないと聞いておりますが、夫も時々声を荒げて「甘えかすな」と申しますし、板ばさみで私も少しストレスを感じています。私の相談を送信して間もないのに、早く回答いただき、ほんとうにありがとうございます。お力になれず、とコメントくださいましたが、お気持ちがとても伝わってきて嬉しく思っています。母のことは時間が掛かりそうですがマイペースで対処したいと考えています。ご意見ありがとうございました。
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記事制作に関するご相談
下肢の痛みについて
ご質問ありがとうございます。
お母様の症状でお困りのご様子、お気持ちお察しします。
まず、下肢の痛みに関しては、この先ずっと続くわけではありませんのでご安心下さい。
さぞお困りのご様子ですので、お力になりたいのですが遠方で実際には難しいです。
ですので、富山ではご紹介できる先生は存じ上げませんが、石川県に腰痛や足の痛みに関してしっかりみて頂ける整形外科の先生がいます。
その先生に一度、ご相談に行かれることをお勧めします。
''加茂整形外科医院'':http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/
あと、痛みを我慢して動かすべきかどうかは、とても難しい問題です。
身体の機能は、動かさないと本当に動けないようになってしまいます。できる限り動かすことをお勧めします。
ただ、本人がよっぽど苦痛でストレスを感じている場合、ストレスでかえって痛みが強く出たり症状が悪化することもあります。
理想は、本人が苦痛にならないように工夫をしながら、できるだけ動かすことになります。
その点が苦心されているところでしょうが・・・お力になれずごめんなさい。
ご参考になれば幸いです。
山中英司
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''陽開カイロプラクティック''
横浜市青葉区青葉台1-3-9 東拓ビル5階
045-981-4431
http://www.hikaichiro.com/
http://hikaiyamanaka.blog73.fc2.com/
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評価・お礼
kyouちゃんさん
早速回答を頂戴し、嬉しく思っています。母の病院へは出来るだけ毎日顔を出すようにして、今日も昼食の時間からリハビリの夕方まで一緒に過ごし様子を見てきました。自分の肉親ながら毎日励ましたり、宥めたり本人にとってオーバーワークにならない様、気をつけていきたいと考えています。下肢の痛みがこれから先ずっと続くものでないとコメントをいただき、少し気が楽になりました。母のことは心配ですが、最近姉が中足骨胼胝腫と思われる症状(私が推測した)で困っているようです。人間何かしら悩んでいるときに、いろんなアドバイスを頂戴すると、本当に助かります。貴重なお時間を、ありがとうございました。
回答専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
(現在のポイント:-pt)
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