突然の図面の変更

くまこ5さん、いやな気分になられたことだろうと思います。

購入時に図面を確認されているということは、その購入された時点の図面が約束事として存在するわけですので、その図面と違うことが発生した場合は当然、購入者に同意を求めるのが契約上、当たり前のことだと思います。

しかし、分譲マンションの場合は、屋内の壁仕上げ面から内部が個人の所有になりますがそれ以外の外部回りやサッシ、ガラス、構造体などは共有部分になりますので、今回は共有部分に当たるので、どこまでくまこ5さんの意向が反映されるのか不明ですが、いずれにしても何の説明も無かったということは問題ですね。

購入時の状態と違うのはなぜかと問い合わせされて、納得がいかなかった場合、購入時の状態に戻すように話されてみたらいかがでしょうか。

相手が対応しないのであれば、まず建築許可をおろした役所に建築紛争処理窓口がありますのでそちらに持ち込むか消費者センターに相談されてみてください。

損害賠償の問題は、共有部分ということになるとその可能性があるかどうかは専門家ではありませんのでお答えできません。

少々難しいかもしれませんが、黙っていることはこれから長く生活していく建物ですので、精神的にもよろしくありませんので、販売会社に説明をさせたほうがいいでしょうね。

はじめまして

私がゼネコン勤務時代、施工中マンションのモデルハウスも携わったときの合言葉は「家具・カーテンなどオプション以外は、全く本物と一緒にすること」でした。

お客様はモデルルーム詳細部までご覧になり気に入っていただいて購入されておられるので、このようなことはあってはならないと思います。
お客様の中にはデザインされた郵便ポストの「この曲線がいいんだよな」とおっしゃった方も。。

くまこ5さんが取られる対策としては、
''1.変更して撤去されたなら、金額もその分安くなったのか''
''2.その差額で、こちらが面格子をとりつけてもよいか''
''3.同じ思いをされてるほかの購入者もしくは管理組合でクレーム対応できないか''
など、ご確認されてはいかがでしょうか。

ちなみに面格子を取り付けただけでなく、通路側のガラスには防犯フィルムも施工されることをオススメいたします。

ご参考まで



やすらぎ介護福祉設計 斎藤