対象:住宅設計・構造
回答:2件
毎月1万円の修繕費積み立てをオススメしています
勇和建設の齋藤です
築3年で現状において支障となる現象が起きていないのなら
とりあえずは、何もしなくても良いでしょう
しかし、住宅は、必ず「維持管理」が必要です
一定期間経過後に、外装の修繕や、設備機器の更新が必要となってきます
これらに備えて
新築入居後から、毎月1万円の修繕費積み立てをお客様にオススメしています
既に築三年ということは、これから月1万円では、少し足りないですね
その分を築後10年目を目標にカバーするには、
毎月1万4千円の積み立てをオススメします
今後7年経過して、築後10年を過ぎたときに
積立金は120万円程度になります
その頃がALC外装材のメンテナンス時期となるでしょう
エコキュートの室外機は築後15年程度でコンプレッサーが故障するかもしれません
エアコンなども更新時期が来るでしょう
それらの出費に準備する為に
毎月1万4千円を積み立てれば、安心できるでしょう
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
森岡 篤
建築家
-
恐らく問題ないでしょうが
木村さんはじめまして
パルティータ建築工房の森岡と申します。
木村さんが新築購入されて、3年目ということでしょうか、それとも築後3年目の中古住宅を購入されたのでしょうか。
特に中古の場合、まず確認しておきたいのは、(購買前なのですが)以下の内容です。
・確認申請書、完了検査の検査済証があるか
検査済証がなくても、通常の生活に問題はないのですが、将来確認申請を必要とする増改築をするばあいに、手間がかかります。
・工務店の工事請負契約書の他、性能保証制度に入っているか
現在は、品確法により構造体、雨漏りに対し工事請負者は10年の保証を義務付けられていますが、この間万一工務店が倒産すると、保証する会社がなくなってしまい、これを肩代わりするのが性能保証制度(保険)です。
さて、修繕についてですが、3年目ということで、住まれていて問題点を感じないのであれば、特に問題はない可能性が高いと思います。
痛みやすいのは、外部では、シーリング(サッシ廻りなど)や外壁(左官、吹付等)のクラックで、これらは問題が起きてから症状が出るのに時間がかかるので、目視で確認しておきたいところです。
内部では、製作建具が使っているうち(1〜2年が多い)に変形して不具合が出ることがありますが、これは住んでいる方が一番わかります。
修繕費用は、問題点の量、程度によりますし、問題点の種類によっては工務店が自主的に直すかもしれないので、ケースバイケースです。
もしご心配であれば、一度第三者の専門家に診てもらうのも良いかもしれません。
ちなみに、当事務所もこのような検査サービスも行っています。
参考にしていただけたら幸です。
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A