対象:住宅資金・住宅ローン
4200万の建売住宅、諸費用200万の物件を購入しようか
迷っています。
夫 39歳 年収470万円(正社員)
私 34歳 年収320万円(正社員)
子供なし 今後も考えていません
貯金は600万円、頭金として300万円
用意しようと思います。
なんとなく手元にお金がないと不安で・・・
周囲には破産する、と言われ迷っていますが
実際のところ厳しいでしょうか?
もっと貯金をためてからの方がいいといわれましたが
2人の年齢も考えると近いうちに買って
毎年か、2年ごとに繰り上げ返済して
元金を減らす方がいいのかな、とも単純に
思ってしまいます。
貯金がないのは不安ですが、あと100万
のせて、頭金400万円にした方がいいでしょうか。
またローンは何年で組むのがいいのでしょうか。
まだ金利などに詳しくなく、素人の質問で
すみません。
ムーンさん ( 愛知県 / 女性 / 34歳 )
回答:4件
住宅ローンについて
こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
住宅購入についてですが、現状ではあまり賛成できません。
その理由として、用意している自己資金が少ないです。
基本的には物件価格の3割ぐらいは用意したいです。そうすることにより毎月の返済が楽になります。
次に、今後子供の予定なしとのことで奥様が働き続けるとのことですが、現状で住宅を購入した場合には奥様が体調を崩し、働けない状態になった場合にはその時点でもう手段がありません。
できればご主人の収入だけで何とか返せるぐらいが安全だと思われます。そのためにも自己資金を貯めたほうがいいと思われます。
ただ、どうしてもほしいならばそれなりに健康管理に注意してください。そして、まずは返済計画を考えましょう。具体的には繰り上げ返済ができるかどうか。できるのであればいついくら可能か。これにより住宅ローンの金利の固定期間は変わってきます。固定期間20年から35年ぐらいで考えるのがいいかと思われます。返済期間については35年返済にしておいたほうがいいでしょう。
評価・お礼
ムーンさん
お返事ありがとうございます。
そうですね、私は今健康で、普通に働けてるから
返済できるんじゃないか、と甘い考えでいました。
両親にも、最悪の状態を考えてそれでも払っていけるかを考えろと言われました。
そして、ローンを組む時ほど保険をしっかりしたものに入れ、と。
まだ家を探し始めたばかりなので、これから勉強していこうと思います。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
辻畑 憲男が提供する商品・サービス
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
住宅ローンの件
ムーンさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『周囲には破産する...厳しいのでしょうか?』につきまして、4,200万円の物件を購入するのに頭金300万円とした場合、借り入れ金額は3,900万円となります。
これを3%・35年返済とした場合、ふたりの年収が手取り年収とした場合の年収に占めるローン負担率は22.79%となりますので、安心して返済していける水準になっています。
ただし、4,200万円という高額物件を購入するにしては頭金が少なすぎると考えます。
通常、頭金20%+諸費用分は用意することになります。
尚、返済期間につきまして、年齢を考慮した場合、少しでも短い期間で組みたくなると思われますが、将来繰り上げ返済をしていけば返済期間は短縮させることができますので、返済期間は長めに組むようにしていただくことをおすすめいたします。
また、年収でローンの負担比率を計算しましたが、安全に返済していただくためにも手取り月収で計算するようにしてください。
その場合、手取り月収に占めるローン負担率として28.0%に収まるようにしてください。
30%を超えてしまうと思うように貯蓄ができなくなってしまい、将来のライフイベントに支障をきたしかねません。
ムーンさんの場合、収入合算で計算していますが、いづれか一方の方の収入が見込めなくなった場合、ローン返済に支障をきたすことになりかねませんので、その点もご注意ください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。また、分からないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
ムーンさん
お返事ありがとうございます。
そうなんです、私、2人の収入で考えてしまって、住宅販売の方と「返せますよね」と意気投合してしまったのですが、主人が2人で安定した収入というのは考えてはいけないと最初から言ってました。
今回は見合わせて、これからお金を貯めつつ、金利の勉強をもっとして、いつか自分達の納得いく家に住むことができたらな、と思っています。
山中 三佐夫
ファイナンシャルプランナー
-
金利が低い時は長期の固定金利型へ
ムーン様へ
はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
私は某都市銀行でお客さま相談やローンの事務手続き等を26年に亘り行って参りました。その経験を生かし、お客さまが納得できる様なアドバイスを心掛けております。今回のムーン様からのご質問につきまして、お応えさせていただきます。先ず、住宅購入の際、自己資金は4,200万円×20%=840万円程度が理想ですが、せめて、10%の自己資金は必要と思います。その内訳は仲介料、ローン保証料、登記費用等で400万円は必要と考えます。又、住宅ローンを4,000万円とした場合、70歳を計算上のメドとして下記の様に算出したしました。
(ご参考=三井住友BK2月ご参照)
住宅ローン4,000万円
30年
3.09%(全期間固定金利型)
連帯保証人(年収合算)
毎月返済額170,589円
年間返済額2,047,068円
以上
評価・お礼
ムーンさん
早速のお返事ありがとうございます。
これから金利のこと、もっと勉強していこうと思います。
杉浦 順司
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローン
ムーンさんへ
はじめまして、イマムラエージェンシーの杉浦と申します。
ご質問の件についてですが、物件の購入については慎重にお考えくださいね。ご夫婦が本当に気に入った物件であればご購入は前向きに考えましょう。
今回のご計画はご本人にクレジットやカーローンなどのお借入がなければ、住宅ローンの審査は承諾されると思います。ただし、ご返済はお二人のご収入を合わせての返済となります。
お借入は少しでも少ないほうが良いですから、自己資金があればあるほど安心できますね。
返済の仕方にはたくさんの方法が考えられますのでじっくり考えましょう。
以上、お気軽にご相談いただければ幸いです。
評価・お礼
ムーンさん
お返事ありがとうございます。
そうですね、高い買い物、慎重でなければならないのに、
きれいな広い家(まだ家具もおいてないから・・・)、憧れの一戸建てについつい目がくらんでしまいました。
2人の年齢と、住宅控除が今年で終わる(? 少なくなる?)というのを耳にしてすぐに飛びついてしまいました。
今までなぜ貯金ができなかったんだろうと情けなくなります。これを機会に貯めます!
ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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