対象:ペットの医療・健康
飼っているフレンチブルドッグの寄生虫やノミ・ダニが心配です。定期駆虫が効果的と聞いたのですが、頻繁に駆虫を行うことで、ペット自身に負担はないのでしょうか。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:3件
寄生虫の駆除について
この判断につきましては、いろいろあると思います。定期的な駆虫の生体に及ぼす悪影響はゼロではないでしょう。われわれはこのデータにつきましては、製薬会社が示してくれる研究データを信じるほかはないのです。薬の中には、重大な副作用があるにもかかわらず、投与せざる得ないものもあります。寄生虫にとても神経を使われる飼い主方もいらっしゃいますし、そうでもない方もいらっしゃいます。また、動物でも結構たくさんノミがいても平気なものと、一匹いても血が出るほどかきむしってしまうほどの反応を示すものもあります。
昆虫などの節足動物が伝染病の媒介になっている可能性も否定できないとの報告もあります。
獣医師の側からの意見としては、寄生虫はいないほうが良いと思っています。
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寄生虫の定期的駆虫
確かに駆虫をすると害になるような感覚を受けるかもしれません。しかしながら、ノミ、ダニ、お腹の虫などは増えてきてからでないと気付きません。
基本的に症状がでてきてからだとすでに動物にその寄生虫の害がおよんでいるのでいるということです。病気になる前に駆虫するか、なってから気付くかの問題ですが、今の人間社会でも同じ様に予防医学に変ってきています。そのため定期駆虫が大切です。
アメリカの北部のエリアでは、ほとんどフィラリアはいないのもかかわらず、お腹の虫も駆虫で切ることから、フィラリア薬を周年投与しているオーナーが多いです。また獣医師も1月に一回の定期駆虫を進めていることが多いです。
日本ではそこまで進んでいませんが、動物たちは口がきけないので、その分病気にさせないことを努力するということです。
また最近の駆虫薬は多く飲んでも、または塗布しても副作用がでることがないくらい安全です。獣医師にしっかり処方してもらってください。
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Re:寄生虫駆除は、定期的に行うとペットに負担では?
ペットの寄生虫には、大きくわけて(1)ノミ・ダニなどの外部寄生虫と、(2)フィラリア、(3)消化管内寄生虫(回虫、鉤虫etc)などの内部寄生虫があります。それぞれに異なる予防薬(もしくは駆虫薬)がありますが、いずれも寄生虫に対して選択的に毒性があり、獣医師の処方に基づいて適切な投与量、投与間隔を守っていただければ通常、犬に対して重篤な副作用は認められません。
(1)ノミ・ダニの予防薬としては皮膚に滴下するタイプの液状の予防薬があり、1〜3ヶ月に一度の投与が必要です。まれに投与部位の皮膚に発赤がみられるほか、ペットがなめて、よだれが多く出ることがあります。これは溶媒としてふくまれるアルコールの刺激によるもので、舐められないように背中にたらすなどの注意が必要です。
(2)フィラリアは蚊が媒介する寄生虫で、蚊の出るシーズンにあわせて月に一度の投薬が必要です。(錠剤、スポットタイプ、チュアブルタイプがあります。)
ただし、投与を始めるときは、必ず事前に動物病院で検査を行い、犬がフィラリアに感染していないことを確かめる必要があります。万一、既にフィラリアが血管内に寄生している犬に投与すると、薬剤によって死亡した虫体が血管に詰まりショックをおこす可能性があります。
(3)回虫、鉤虫などをはじめとする消化管内寄生虫は、下痢や体重減少の原因になるだけでなく人間に感染することもあり、一年を通して定期的な駆虫薬の投与が推奨されます。ただし妊娠中の犬では高用量の投与で胎子に影響する場合があるので、お勧めしません。
最近ではフィラリア予防薬と、消化管内寄生虫の駆虫薬が一つになったチュアブルタイプ(食べるタイプ)など、便利なお薬も増えてきました。それぞれの製品の詳細については、一度お近くの動物病院にご相談ください。
(現在のポイント:-pt)
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