対象:離婚問題
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養育費と生活費について
2014/12/07 00:50夫が支払っている生活費と養育費について質問させていただきます。
今年7月にバツ1の夫と結婚しました。
前妻との間には子供が一人います。
現在高校一年生で毎月8万円の養育費を支払っています。(中学生までは6万円を養育費として支払っていました。)
またそれとは別に現在前妻と子供が住んでいるマンションにかかる費用を全て夫が負担しています。
(そのマンションは結婚している間に夫名義でローンを組み、購入したものです。)
離婚は夫からきりだしたそうですが、その際前妻は専業主婦だった為、収入が無いのを理由に離婚を拒んだそうです。
半年ほど調停を続けたが、決着がつかなかった為、養育費の他に養育費の支払いが終わるまで(大学卒業まで)マンションの費用を全て夫が負担すると言う形で離婚を成立させたそうです。 (正式な書面の取り交わしがあった様です。)
結婚する前からこの事は聞いていましたがいざ結婚してみると、二人で生活するのがやっとの暮らしです。
今後、子供が欲しいことと、
夫が40代でボーナスや退職金の出ない会社に勤めていること等から考え、今から老後の蓄えをしたい気持ちがあり、できるならば養育費やマンションにかかる費用の減額を依頼したいと考えています。
夫の収入は月45万円あり
養育費8万円、マンションにかかる費用は月々の支払約6万円、管理費に1万5千円 + 固定資産税です。
因みに子供との面会は離婚してから一度もありません。(近況は夫の母親から聞いています)
この状態で減額は可能でしょうか?
夫は前妻とはできれば縁を切りたいと思っているようで、連絡先等一切知らせていません。
もし減額を依頼したとして、夫連絡先や近況などを前妻に教える必要が出てくるでしょうか?
ご回答をよろしくお願いします。
ポリンキー1号さん ( 神奈川県 / 女性 / 28歳 )
回答:1件
糸瀬 彩湖
行政書士、離婚・夫婦問題カウンセラー
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相手が応じてくれれば可能です
ポリンキー1号さん、こんにちは。
行政書士で離婚・夫婦問題カウンセラーの糸瀬と申します。
現在、ご主人は月の収入450,000円のうち、155,000円を前妻さんに支払い、その他にも固定資産税を負担してあげているということですね。
現在、前妻さんとのお子さんが高校1年生ということは、少なくともあと6年、下手をしたらあと10年くらいはその状態が続くということですよね。
現在でも、二人で生活するのがやっとということですから、これからお子さんがほしいと思っているポリンキー1号さんとしては、「このままではやっていけない」と危機感を覚えられるのも無理ないと思います。
養育費については、一旦決めた後でも、後日事情が変われば増額や減額の請求が可能とされています。
ただ、減額の請求が可能かどうかと、本当に減額が可能かはイコールではありません。
というのも、減額に応じてくれるかどうかは、相手次第だからです。
ポリンキー1号さんとしては、前妻さんが不当に得をして、自分たちがその分の割を食っていると感じられているかもしれません。
でも、ここはちょっと立ち止まって前妻さんの方の事情もちょっとだけ想像してみてあげてください。
ご主人が離婚を切り出したとき、前妻さんは専業主婦であることを理由に離婚を拒んだんですよね。
高校・大学とこれからお金がかかる時期のお子さんを抱えて、とても困惑したでしょうし、不安でたまらなかったと思います。
それでも、養育費の他に、お子さんが大学を卒業するまではマンションにかかる費用はすべてご主人が持つという条件で、なんとか折り合いをつけてやっと決心したのではないでしょうか。
その条件を、ご主人が再婚した途端、「老後の蓄えをしたいから」とひっくり返されそうになったら、どのように感じるでしょうか?
おそらく「たまったもんじゃない…」と感じるのではないでしょうか。
とはいえ、私は減額請求をするなと言っているわけではありません。
支払いが現実的に無理なのであれば、早めに減額を依頼した方がいいと思います。
もしかしたら、前妻さんの方にも事情の変化(就職等)や心境の変化があって、減額請求に応じてくれるかもしれませんしね。
ただ、減額請求をされるのであれば、前妻さんとご主人がそのように決めるに至った、前妻さん側の事情にも配慮してあげてほしいと思うのです。
その方が、前妻さんの方でも減額請求に応じてくれる可能性が高くなるのではないでしょうか。
そして、お子さんとの面会は1度もないということですが、残念ながらそのことは養育費を減額してもらう理由にはなりません。
その二つを関連づけるお気持ちは分かりますが、面会がないことがもし不満なのであれば面会をさせてもらうように依頼するのが本筋です(前妻さんとは縁を切りたいとご主人は思っているようですから、会いたいか否かは別として、お子さんとの面会は望んではいらっしゃらないのだと思いますが…)。
また、連絡先や近況を教える必要があるかということですが、減額の請求には「事情が変わった」という要素が必要なのですから、「こう変わったから減額してほしい」と、当然、前妻さんに近況を報告する必要は出てくるでしょうね。
ご主人は前妻さんとは縁を切りたいということですから、減額請求をして、それに伴う前妻さんとのやりとりの中で「だからイヤだと言ったんだ!」と、ポリンキー1号さんとご主人との夫婦関係に亀裂が生じたりすることがないように、ご主人ともよくよく相談してみてくださいね。
前妻さんとご主人の夫婦関係や、離婚にいたった経緯、前妻さんの性格など、いろいろ考慮すべきことはあると思います。
それらのことについて、存じ上げない上で回答いたしましたので、的外れなことや、ご不快に思われる箇所などありましたら、大変申し訳なく思いますが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
評価・お礼
ポリンキー1号さん
2014/12/10 18:39ご回答ありがとうございます。
正直、こちらはギリギリで、向こうは就職し養育費もあり、ローンを支払わなくてよい。と少し面白くない気持ちがありました。
色々な事を考慮し、夫と話し合いたいと思います。
ありがとうございました。
糸瀬 彩湖
2014/12/11 11:08高評価をいただき、ありがとうございます。
確かに面白くはないですよね。
でも、ご主人の愛情は、今も、それから養育費の支払いが終わった後も、ポリンキー1号さんのものです(^^)。
前妻さんの就職といった、養育費を受け取る側の事情も考慮の要素になりますから、本当に難しい場合には、誠意を持って早めに減額の申し出をするようにしてくださいね。
前妻さんとは「正式な書面の取り交わしがあった様」とのことですから、その際には調停を利用したり、公正証書を作成されることをお勧めします。
(現在のポイント:-pt)
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