対象:独立開業
回答数: 1件
回答数: 1件
回答数: 2件
こんにちは。
海外より最近帰国し現在は無職ですが、翻訳、デザインのエリアで開業届をだし独立したいと考えております。
海外ではデザイン業務でフリーの派遣という形で数年働いており、営業のためのポートフォリオ、ウェブサイト等はすでにあり、後は開業手続きと実際の営業となっております。
実質、先月まではデザイン一本で独立しようと用意してきましたが、日本での単価が海外に比べると低く仕事も少ないそうで、最近翻訳の仕事にも手をのばしています。
各社のトライアルを受け、具体的に受注まではいっておりませんが、もし受注となった場合デザイナー兼翻訳者として独立することは可能なのでしょうか。
やはりどちらかを副業にしなければならない場合、経験からすると、デザイナーが本業で、翻訳が副業なのですが、実際にすぐ仕事につながりそうなのは翻訳の方で、高収入がみこめそうなのも翻訳です。
開業費の経費として、デザイナー業の為に購入したプリンターや紙、翻訳のためには本を数冊購入しているのですが、どちらも経費としてもいいのかわからず困っております。デザイナー業の為に、先月までに数件営業にもまわっており、デザイン業の開業費の方はだいぶかかってしまっています。(交通費、印刷費用、郵送代等)
個人事業と、その収入安定までのアルバイトをする場合の確定申告等の記事はいくつか拝見したことがあるのですが、違う分野の事を同時にするというのはみつけられませんでしたので質問させていただきます。よろしければご教授お願い致します。
hannah.mさん ( 大阪府 / 女性 / 25歳 )
回答:1件
2つの専門職で独立開業は可能です
hannah.mさん、こんにちは。
デザイナーと翻訳の2つの専門分野で独立開業を目指されていること、素晴らしいです!
さて、ご質問にお答えいたします。
デザイナー兼翻訳者として独立開業することは可能です。
個人事業主は開業にあたって税務署に開業届を提出しますが、
事業ごとに届出するのでなく、複数の事業を営む個人として届出します。
hannah.mさんの場合ですと、デザイナーと翻訳の2つの専門職の事業主となるため、
開業届の職業欄に「デザイナー」と「翻訳業」を併記してください。
また、事業の概要欄には「デザイナー、翻訳、それに付随する関連業務」のような書き方がよいでしょう。
所得税の申告は「事業」にかかるのではなく、その事業主個人に集合されて計算されます。
従って、経費についても、デザイナーと翻訳のどちらで発生しても、hannah.mさん個人の経費として合算されます。
税務申告上は、どちらの事業の経費にするかをはっきりさせなくても問題はありません。
ただ、今後hannah.mさんがデザイナーと翻訳業のどちらを収益の柱にしていくかを判断する材料として、
それぞれの事業ごとに経費を管理して黒字か赤字か目に見えるようにしておくことは大切です。
そのために、デザイナー事業と翻訳事業、それぞれで収支管理表を作成することをお勧めいたします。
開業届および税務申告の詳細については下記の参考情報を参照ください。
参考情報:国税庁ホームページ タックスアンサーNo.2090 新たに事業を始めたときの届出など
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2090.htm
参考情報:国税庁ホームページ タックスアンサーNo.1350 事業所得の課税のしくみ(事業所得)
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1350.htm
hannah.mさんがデザイナーと翻訳の2つの分野でご活躍されることを祈願しております。
補足
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ホットなコンサル」開催中。
詳しくは、以下のURLをクリック。
http://hotnet.sacnet.jp/htcns/
次回以降の、質問時にご利用を検討下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
回答専門家
- 小松 和弘
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- ホットネット株式会社 代表取締役
中小企業のITで困ったを解決します!
ITまわりで、中小企業の困ったは様々です。どこに連絡すれば良いのか判らず、色々な窓口に電話をかけても解決できない事が多くあります。そんな「困った」の解決窓口の一本化と、中小企業の健全なIT化を推進しています。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング