浪費癖がある方には 厳しい現実を具体的な数字で認識

tanabe様

はじめまして。
ライフプランの作成サポートとその実現を専門のひとつとしております、
ファイナンシャルプランナーの渡邊英利です。

お金に対する価値観・計画を立てることについての価値観の相違で
お悩みでいらっしゃるとのこと。とても疲れてしまいますね。


浪費家と仰るご主人様にとっては「先のわからないことをいくら
心配したところでも無駄」というお考えなのでしょう。

そのような場合は、しっかり者のtanabe様が、この先いくらの出費
があるか、いくら備えていないといけないか、また、今お借りの
カードローンがどれだけ無駄に利息を払っているか、そういった
事実・現実をしっかり見せてあげる必要があります。

ちなみにいまご返済中のローン、まとめた時は300万だったとしても、
完済するまでにはトータルで約397万円を返済することになっている
はずです。そのうち約97万円は利息です。

また、残りの返済総額124万円のうち、利息の総額は約11万円。
このような事実をご主人様はどのように感じられるか?
そこでお金に対する態度に変化が見られれば、家計運営に限って
いえば、改善の余地はあるかもしれませんね。

カードローンのような高利な借り入れは、とても恐ろしいと同時に
いくら働いて返しても利息の返済分に吸い取られてしまい、
結局家計を苦しめてしまうだけのものです。


ライフプランを立てるというご相談をしていると、お子様の教育観
や夢・希望など、パートナーの意外な一面を垣間見られたりと、
とても楽しい時間となる一方で、金銭的には厳しい現実も確認する
ケースもあります。

家計運営を乗り切るという観点からは、せめて堅実な奥様がしっかり
家計を握り、将来に備えたライフプランを立てて着実に実行していた
だきたいと思います。


FPワタナベ ライフデザインオフィス
ファイナンシャルプランナー 渡邊英利