対象:住宅設計・構造
中舎 重之
建築家
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築70年の木造住宅について
築70と言えば、此の回答時点では築75年の建物と言うことになります。基礎に当たるのは玉石です。玉石の上に土台があり柱が建っている場合は補強の可能性があります。その場合は地面の基礎補強からスタートします。裏側が土の上に立っている様に見えるとしたら、
肝心の土台が腐食して建物が一部さがっているはずです。とすればサッシにゆがみがあっても不思議ではありません。さて補強の話ですが、此の状況での補強は費用として500万円は掛かると思われます。静岡県は巨大な東海地震がありますので慎重な計画が必要です。
此の建物が静岡県でも山側で地盤が良い事も条件です。海側で軟弱地盤の場合は費用がプラスになります。当方は築90年の木造2階建て、基礎は玉石の建物を補強設計し、そして
工事監理した経験があります。参考として、その時の写真ではありませんが、当方のホームページのスーパーフレーム「やすらぎ」にて検索してご覧下さい。
以上です。 2014.5.4 中舎重之
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この回答の相談
以前、隣接解体工事の振動の影響が心配であるということでご相談させていただきました者です。現在解体は終了し、結果50万の修繕費で納得して欲しいということになりました。
実際に築70年弱の木造2… [続きを読む]
mochicさん (静岡県/43歳/女性)
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