対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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購入に当たっての判断ポイントです
マゴン 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
いずれを選ぶかはマゴン様のご判断になりますが、判断のポイントを回答いたします。
投資の目的により、購入商品が変わります。
1.為替変動リスクに賭けて差益が目的の場合には流動性に優れたMMFが適しています。
金利の高さはその国のインフレ率が高いことをさしています。インフレ率の高い国の通貨(豪州)と低い国(日本)の通貨では、いずれ円高になることが原則です。
ただし、それまでの間に豪ドルに対して円安に振れることもあろうかと思います。そのときに売却し利益を得ることが可能です。また、MMFの為替差益には税がかかりません。
2.2年半という期間での為替変動リスクを低く見積もられるのであれば、国債の購入をお勧めします。その条件であれば高金利4.76%が得られる可能性があります。
いずれにしても、為替が円高に振れないことを前提とした投資になります。
3.一方、債券の分散投資の一環であれば、オーストラリア国債の購入をお勧めします。
この場合には、日本国債、米ドル債、ユーロ債なども保有されていることが前提になります。
また、国内株式、国内債券、外国株式な他の通貨建て商品を保有されている場合にも、有効な手段と考えます。
もし、外貨建て商品が豪ドルだけの場合には、むしろ豪ドルmMFの一部を解約して、ドルやユーロのMMFもご購入される通貨分散をお勧めします。
為替に関する原則を一つお知らせします。
(日本との)金利の格差は長期的には(円高という)為替損で必ず相殺されます。
∵金利が高い≒インフレ率が高い≒物の値段が上がるという循環で通貨の価値が下がることを意味しています。従いまして、当該通貨に対して円が高くなり、為替損が発生するからです。
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この回答の相談
野村でのオーストラリア国債が満期になり、現在豪ドルMMFに預けてありますが、10/16現在、利率5.75%、単価102.27、利回り4..76%、償還日2012/4/15、残存2年5ケ月のオーストラリア国債があるのですが、豪ドルMMFに預けたままにしておくか、この外債を購入するか、どちらがいいでしょうか?
エビエさん (愛知県/52歳/女性)
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