対象:ペットの医療・健康
膀胱炎
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ヘルニアというのは椎間板ヘルニアのことと思いますが、脊髄が重大なダメージを受けている場合は手術をしても麻痺が回復するまで時間がかかったり、あるいは麻痺が残ってしまったりする場合があります。当院ではミニチュワダックスの椎間板ヘルニアの患者さんは、横浜のベイサイド・アニマル・クリニックの南先生に手術をお願いしています。術後2週目から当院で、リハビリ、針治療を始めます。約1週間目に足の力が徐々についてきますが、立ち上がるのには1ヶ月から2ヶ月くらいかかります。このケースは麻痺が残ってしまうかなと、あきらめかけたある日、急激に改善してきます。その間、排尿、排便のコントロールが一番大変で、下半身の衛生にはとても気を使っています。この疾患の場合、椎間板ヘルニアが発生した部位で、排尿障害の種類が違ってきますので、それぞれに応じたケアが必要になってきます。当院でも、リハビリの間、ご家庭でもカテーテルによる導尿をしていただいたり、毎日、殺菌作用の強いシャンプーで下半身浴をしていただいたりして感染予防に努めています。それでも膀胱炎は発生しやすく、抗生剤の投与や膀胱洗浄が必要になってきたりするのが現状です。
ベイサイド・アニマル・クリニックの南先生は、昨年250例の椎間板ヘルニアの手術をされたそうです。その南先生のお話ですが、CT画像で脊髄の変形が激しく、恐らく術後麻痺が残ってしまうと思われるケースでも、比較的早期に完治したと思えば、逆にCT上では軽いケースと思われるのに完治しなかったりするケースがあることとのことです。南先生は、椎間板内の髄核が線維輪を破って飛び出す、その衝撃度の差が、脊髄のダメージに大きく影響しているのではないかとお考えのようです。また、この椎間板ヘルニアばかりでなく、整形外科手術のあとのリハビリの重要性を強調されていていました。
評価・お礼
skymam さん
ご親切にありがとうございました。
これからも自宅リハビリに励み、あきらめずに頑張っていく勇気が出ました。
本当にありがとうございました。
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