対象:住宅設計・構造
志田 茂
建築家
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斜線制限もあります
志田茂建築設計事務所 志田と申します。
用途地域が第一種低層住宅地域ですと、第1種高度斜線という北側斜線の制限がかかります。
敷地が狭い場合には、かなり厳しい制限となります。
その土地の近辺に3階建てがあれば見ていただくとわかりますが、北側が斜めに削られているような形になっていると思います。屋根が三角になります。
天井高さを2.4mとるには、(梁の寸法によりますが)2.7〜2.8mほど が「階の高さ(階高)」となります。
1階床の高さを0.5m、階高2.75mとすると3階の梁までの高さ(軒高)が8.75mです。
後は屋根をどうするかで変わりますが、10m以下にします。
一般的な住宅メーカーでも建てられると思いますが、、、詳しくは直にご相談なさってみてください。
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天井高さ2.4mが標準のように考えられていますが、3階建てにする場合、それ以下にしないと全体の高さの関係できつい場合があります。それは十分ご理解の上、ご検討してくださいね。
私のところで今やっている3階建ての家は、1階約2m(車庫なので)、2階2,4m、3階2.3mです。
部屋すべてが同じ天井高さでなくてもよいわけで、めりはりをつけて考えてみてください。
補足
第1種高度斜線 と書いてしまいましたが、、、
詳しい事は、区役所の建築指導課(または都市計画課など)、もしくはハウスメーカー担当者に、確認してみてください。
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この回答の相談
注文住宅で3階建を計画しています。
住宅地域は第一種低層住宅地域で10mの高さ制限がありますが、
一般的な住宅メーカーが用意している3階建住宅は建てられるのでしょうか?
おおよそ3階建住宅は何mくらいあるのでしょうか?
macマックさん (東京都/35歳/男性)
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