対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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一体案と分離案、比較検討
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ru-さん
マイホームに引き続きお答えします。
住宅では、「あちらを立てればこちらが立たず」、ということがよくあります。
総合的に優先順位を考えることが重要で、設計とはこの積み重ねとも言えます。
実は私の自宅もトイレ、風呂、洗面が一体なのですが、トイレはもう一つあるため、ブッキングを回避しています。
もしトイレが一つだったら、ru-さんの心配はそのまま起こりえると思います。
トイレとの境に可動間仕切りをつけてもいいのですが、洗面室経由しかトイレに行けないのでは意味がありませんよね。
風呂、洗面を使っている時にトイレに入るには、居室からトイレに入る扉が必要で、これはトイレ/風呂+洗面分離案ですね。
トイレ+風呂+洗面一体案とトイレ/風呂、洗面と分離する案(恐らく一長一短)を作り、将来の生活をシミュレーションし、比較してみたらどうでしょう。
ひょっとしたら、第3の案が生まれるかもしれません。
キッチンですが、面積が大きく取れない場合のお勧めは、オープンキッチン付きのLDK(長方形の一辺にキッチンを設置)です。
オープンキッチンは、片づかないキッチンが丸見えになるので、主婦からいやがられることもあるのですが、LDKが最も広く取れます。
リビングはソファ等の家具をなるべく避け(狭くなる)、ダイニングテーブルでくつろぐのはどうでしょうか。
イス用のダイニングテーブルでなく、座卓にする場合もあります。
なるべく広い空間を確保することを重視したら良いと思います。
参考にしていただけましたでしょうか
評価・お礼
ru- さん
何度も回答して頂き、また詳しく説明して頂きありがとうございます。参考にさせて頂きます。
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