過眠を呈する疾患
2008/02/22 00:37
過眠、集中力・食欲・意欲低下などを生じてお困りとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
過眠を呈する代表的な疾患は''「ナルコレプシー」''です。これは日中の過剰な眠気、情動脱力発作、入眠時幻覚、睡眠麻痺を特徴とする精神・神経疾患で、遺伝的な要因に基づき神経伝達物質の不足により生じると考えられています。診断は睡眠覚醒リズムの確認、脳波・血液検査などにより判定します。
集中力・食欲・意欲低下を主徴とする疾患は''「うつ病」''です。但し、うつ病は夜間の不眠、特に中途・早朝覚醒を特徴としており、過眠を呈することは少ないです。過眠・過食を生じる場合は「非定型うつ病」が相当します。今回は食欲が低下しており、非定型には相当しないかもしれません。
いずれにしても、神経科・精神科を受診され、診察・検査などを受けられるのが良いでしょう。
銀座泰明クリニック
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
03-5537-3496
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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眠たくなる病気
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