対象:リフォーム・増改築
毎月メンテナンス費用を積み立てましょう
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新築にするか中古をリフォームするかという問題は、住宅を取得する際に多くの方が直面するようですね。
一般論で書かせてもらいます。
まず建売住宅の場合は、販売会社の意識として、何年持たせるかと言うことより、当たり前ですがどれだけ儲かるかに力が入っています。
我々設計事務所では、品格法をクリアーできるスペックを考えた設計を心がけています。そのレベルとしては基準法で設定されているレベルの1.5倍の強度を持たせることを目標としていますが、建売の場合は、確認は取っているはずですので基準法を満足するレベルにとどめていると思います。なぜなら、基準法より強度アップすることは販売コストが上がることになりますので、高級住宅を売りにしているのでもない限りは、そのような設計になされていないのではないかと思いますね。
ですから、建売住宅に長期の耐久性を期待することは無理があるのではないでしょうか。しかし、これも住んでからのきめ細かいメンテナンスをしていれば長期間の耐久性を持たせることは可能でしょう。
20〜30年の中古物件は、耐震補強をするとしたら調査の結果次第ですが結構なコストを覚悟しないといけないでしょう。
これは安心して住むためのコストですので、費用負担がどこまでが許容範囲になるかをあらかじめ考えておく必要があるでしょうね。
前の人も書かれているように、メンテナンスの要らない住宅は存在しませんので、長く住み続けられるためには、マンション同様にリフォーム費用として毎月定額を積み立てるくらいの気持ちをもたれることをお奨めします。
評価・お礼
うー さん
ご回答ありがとうございました。
修繕費の積み立てを頑張りたいと思います。
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この回答の相談
住宅の購入を検討していますが、新築にするか、中古物件をリフォームするかで悩んでおります。
?最近の建売住宅は何年くらい持つように設計されているものなのでしょうか?
?築20〜30… [続きを読む]
うーさん (京都府/26歳/女性)
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