「理解」から「受け入れる」にシフトチェンジしましょう
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とりせり様、こんにちは。
心理カウンセラーの白浜です。
ご両親を理解されようととても頑張られたのですね。そして、とても冷静に分析していらっしゃいます。
嘘ではないけど、あたたかいエピソードばかりではなかったことを認めて欲しい、私が苦しんだことをちゃんと理解して欲しい、がんばっている自分を見て欲しい
誰でも親に対してつい理解を期待してしまいます。
そしてそれが叶わないこともわかっているから、不完全燃焼して「もやもや」したものが残ります。
このもやもやとどう向き合えばいいのか、というのがとりせり様の質問ですね。
今、とりせり様は自分の気持ちや親御さんを理解して解消しようとしていらっしゃるようですね。今度は「受け入れる」という形で向き合ってみてはいかがでしょうか。
親御さんに対しては「そういう人だから」と考えるようにしてみましょう。
・人にはいいとこばっかり見せたがる人
・子供は無条件で親を大切にすると思っている人
・仕事ばっかりで家族を省みず娘をがっかりさせてるのに気づかない人
こんな感じ自分の中でつぶやきます。口に出してもいいですが、周りに人がいると変に誤解されるかもしれないので気を付けてくださいね。
もやもやが軽い時は手で拡散してみましょう。この時「いやだ」「ダメ」ではなく「今はいらない」「お掃除お掃除」といった軽い明るい言葉で考えると良いですよ。
また、口からもやもやを吐き出すイメージで深呼吸するのもいいですよ。唇を少しとがらせて、吸う時よりも時間をかけてゆっくりと吐きだしましょう。
もやもやが強すぎて困る時は、もやもやと話をしてみてください。
静かな、リラックスできる場所で、軽く目を閉じて行うのが効果的です。
まず体のどのあたりに感じて、どんな形で、質感で、重さがあるのかと具現化すると話がしやすくなりますよ。
そして、「どんな気持ちがしたからそこに現れたの?」「私に何か伝えたいことがあるの?」と話しかけてみてください。そこから現れる言葉は自分の「考えた」言葉じゃないかと思われるでしょうが、それでいいんです。また、最初は上手くいかないかもしれませんが、根気よく待ってください。
そして、そこから現れた言葉に共感を示しましょう。
ex)
「悔しかったの」→「何が悔しかったの?」
「こういう嫌なこともあったのにいいことばっかり言ってて、なんか私のことわかってくれてないって感じて」→「そうだよね。わかってほしいよね」
十分に話したと感じたら、そのもやもやにどこに行きたいか聞いて、そこに連れて行って「ありがとう」と「さよなら」を言ってください。実際にどこかに連れていくのではなく、思い描いた場所です。
お別れしたら、ゆっくりと目を開けて深呼吸をしましょう。気持ち、体が軽くなっているのを感じられると思います。
記憶に嫌なものがあれば否定的な気持ちが強くなるのも当然です。
ですが、どんなに恵まれた生育環境にあって、愛されていることがわかっていても、親に憎しみや苛立ちを感じることはあります。それは人が個であるのですから自然なことです。
否定的な感情が生まれることを責めたり、否定したりせずそう感じたことを上手に伝えられるようになるといいですね。
以上、とりせり様の参考になれば幸いです。
評価・お礼
とりせり さん
2019/07/18 21:15ご回答ありがとうございました。拝読し、心が救われるようでした。おっしゃる通り、瞑想法を取り入れて、うまく向き合っていけたらと思います。
回答専門家
- 白浜 清子
- ( 山口県 / 心理カウンセラー )
- Withカウンセリングルーム
人間関係以外に介護疲れ・精神疾患・発達障害サポートにも対応
不登校・発達障害・高齢者・介護疲れ・親子・職場の人間関係に多く関わってきました。吐き出したい、変えたい、あなたの気持ちをサポートします。
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