テラス屋根と冬の日差しについて - 大沼 徹 - 専門家プロファイル

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テラス屋根と冬の日差しについて

2016/05/12 00:32
(
5.0
)

東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
 神奈川県にお住まいとのこと。例えば横浜だと冬至の南中高度は約31度です。掃出し窓が真南に面しているとすると、6尺のテラス屋根の影は根元の壁面で屋根下1メートル強くらいになる勘定です。窓高さなど不明ですが、屋根高さが”地面から”3メートルなら、おそらくリビング床から窓の2/3くらいは直射が差すことになるのではないでしょうか。さらにテラス屋根に透過性を持たせるのであれば、設置高が高めなのが奏功して、冬の日差しに対してオーニングとそれほど違いが無いかもしれません。
 ただ、テラス屋根を6尺も出すのなら、先端は柱で支えることになろうかと思われます。その場合屋根下は建築面積に含まれることとなり、敷地の建蔽率をオーバーしないか、チェックが必要となります。
 以上、多少なりともご参考になれば幸いです。

オーニング
直射
日差し
冬期
屋根

評価・お礼

ぶら さん

2016/05/13 00:04

早速のご回答ありがとうございました。

冬場の直射日光の量はさほど減る心配はないのだな、と理解できました。あとはテラス屋根のポリカーボネイトを透明を選択したとしても、部屋からの視界がやや変わることと清掃する手間を考慮して決めていければとおもいます。

ご経験がありましたら、リクシルのテラス屋根、シュエットと、オーニング彩風についてなにかコメントをいただけたら嬉しいです。

サッシの高さは2450です。

大沼 徹

2016/05/13 01:03

返信と高い評価をありがとうございます。
お示しいただいたサッシ高からも、返信内のご理解で基本的に良さそうに思えます。
テラス屋根にしろオーニングにしろ、後付けだと取付けのため外壁に穴が開きます。
・壁面を伝い落ちてきた雨がその穴から内部に浸入しないよう、根元上面の防水処理をしっかりする。
・外壁材が下地から浮いた通気工法か否か調べ、根元の部材を適切に選び、しっかり外壁に留める。
以上を施工者と確認した上で工事していただければと思います。

回答専門家

大沼 徹
大沼 徹
( 東京都 / 建築家 )
大沼建築・環境計画事務所 主宰
044-987-9723
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土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。

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この回答の相談

テラス屋根かオーニングで迷っています。

住宅・不動産 エクステリア・外構 2016/05/11 17:46

よろしくお願いいたします。

リビング南側のはき出し窓側にテラス屋根、またはオーニングを検討中です。窓の前はタイル張りのテラスです。幅二軒、奥行きは8尺です。リビングは約10畳で吹… [続きを読む]

ぶらさん (神奈川県/46歳/女性)

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